米グーグルの翻訳アプリによって変換された標識。米サンフランシスコで(2015年1月12日撮影、資料写真)。(c)GLENN CHAPMAN / AFP 【12月7日 AFP】米グーグル(Google)は6日、同社の翻訳サービス「グーグル翻訳(Google Translate)」でジェンダーバイアス(性差による偏向)解消に向けた取り組みを始めたと発表した。 グーグル翻訳は、ある言語の性の区別のない単語を、別の言語の男性名詞に置き替えることが多いとの批判があった。 グーグル翻訳のプロダクトマネジャー、ジェームズ・クズマルスキ(James Kuczmarski)氏は同社の公式ブログで、従来グーグル翻訳では訳語として男性名詞と女性名詞のどちらも考えられる場合でも一つの翻訳結果だけを表示し、例えば「医師」という単語は男性名詞に、「看護師」という単語は女性名詞に訳されることが多かったと説明。 その上で