自身の著書名とともに「参議院議員」と書かれている片山さつき地方創生担当相の看板=さいたま市浦和区東高砂町で2018年11月7日午前10時26分、畠山嵩撮影 片山さつき地方創生担当相の著書の宣伝看板を巡り国会で公選法違反の疑いが指摘されている問題で、さいたま市浦和区に設置された看板が同市の屋外広告物条例に違反していることが分かった。市は地権者に指摘し、看板は19日までに白く消された状態になった。 市によると、屋外に広告看板を出す場合は設置者や広告主など…
片山さつき地方創生担当相の写真と名前が記された巨大な書籍広告看板が、片山氏の出身地・さいたま市で、片山氏が再選された二〇一六年参院選の期間中に掲示され、今も設置されたままであることが分かった。七日の参院予算委員会で、国民民主党の足立信也氏が「公職選挙法違反に該当しないか」と追及した。 巨大看板はJR浦和駅近くにあり、一五年十二月に出版した著書の紹介文に加え、上半身の写真と、「片山さつき」「さいたま生まれ・育ち(高砂小卒)の唯一の参議院議員(全国比例区)」の記載がある。片山氏によると、設置は一六年一月から。 足立氏は巨大看板について「百三十センチ×百八十センチぐらいある」と指摘。選挙期間中に掲示できる図画などを規定した公選法に触れることをただした。片山氏は「書籍発売時の宣伝広告で政治活動のための看板ではない」「出版を広報する会社と出版会社が設置した」と釈明した。
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