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哲学と心理に関するJcmのブックマーク (3)

  • (書評)『モラルの話』 J・M・クッツェー〈著〉:朝日新聞デジタル

    ■弱い命に手を差し伸べる心 排水溝の中で、がおびえながら子どもを産んでいる。なぜか。見つかれば、を害獣と見なす村人たちに殺されてしまうからだ。だが、通りかかった老女はを見つけ思う。「わたしも母親なの」。そして母子を家に連れて帰る。短編「老女とたち」の語り手はおそらく、他の著作でも動物の権…

    (書評)『モラルの話』 J・M・クッツェー〈著〉:朝日新聞デジタル
    Jcm
    Jcm 2018/08/12
    “(効率至上主義)社会の中心には、人間だけが価値がある、という思想がある。だがそのために、動物たちだけでなく、多くの人間たちもまた、戦争や奴隷制のなかで、動物扱いされ殺されてきたのではないか。”
  • 「こども哲学」は子どもの意見を聞き入れられない大人に今すぐ役立つ

    7月25日、ワニブックスから拙著「自信をもてる子が育つ こども哲学」が発売される。子どもの意見に耳を傾け、子どもの人格を尊重することの大切さに気づいた大人たちの声を集めたインタビュー書籍だ。 「こども哲学」は哲学対話と呼ばれる、おたがいの意見を聞きあい、自由な意見を言い合う対話活動だ。100年以上の歴史があり、今年から道徳の教科書にも載っている。もはや知らないのは大人だけだ。

    「こども哲学」は子どもの意見を聞き入れられない大人に今すぐ役立つ
    Jcm
    Jcm 2018/07/24
    “「甘えるな」とか「生意気だ」とか「我慢しろ」とは言わない。「そんなことじゃ社会に出てから苦労する」なんてもってのほか。子どもが出ていく社会とやらを、今すぐ少しでもよくするのが大人の仕事だ。”←賛同。
  • (元)登校拒否系 - 「永遠の嘘をついてくれ」――「美しい国」と「無法者」の華麗なデュエット 前編

    『メメント』のあるシーンにおいて、主人公のレナード(ガイ・ピアーズ)は、自らの記憶障害についてモーテルのフロント係に説明する。 レナード:私には障害(コンディション)があるんだ。 フロント係:障害? レナード:記憶がないんだよ。 フロント係:記憶喪失か? レナード:いや、違う。短期記憶がないんだ。自分が誰なのかということはわかっているし、自分のことなら何でも知っている。だがケガを負って以来、新たには何も記憶することができないんだ。何もかもが消え果ててしまう。長く話しすぎると、話がどう始まったのか忘れてしまう。私たち[=ピアーズとフロント係]が前に会ったことがあるかどうかもわからないし、次に会ってもこの会話は覚えていないだろう。だから私がヘンに見えたり無礼だったりしたら、それはたぶん……。 [レナードはフロント係が珍虫を見るように彼を凝視していることに気づく。] レナード:前にも君にこの話を

    (元)登校拒否系 - 「永遠の嘘をついてくれ」――「美しい国」と「無法者」の華麗なデュエット 前編
    Jcm
    Jcm 2018/06/24
    遅ればせながら知った記事。私が学校や企業の組織に対し、子どもの頃から何となくぼんやりと思って言語化できずにいたことを、幅広い知見と鋭い筆致で見事に批評されていて感銘を受けた。一度お話してみたかったな。
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