プラスチックごみが海洋生物に深刻な影響を与えている状況を受け、「那須どうぶつ王国」(那須町)は23日、園内で提供するジュース用のコップやストローなどの使い捨てプラスチック製品のほとんどを紙や木製品に切り替えた。佐藤哲也園長(61)は「野生動物の保護保全に取り組む園として、自然環境に配慮することは当然の責務だ」と説明している。 (小川直人) 園によると、切り替えたのは、プラスチック製のコップやストロー、アイス用スプーン、発泡スチロール製の皿など十二種。コップやストローは紙製に、スプーンは木製や、洗って再利用できる金属製に替えた。