クリニックに通う男性は犯罪への衝動にかられた時、ミサンガを握って心を落ち着かせる=横浜市で、近松仁太郎撮影 通院する元加害者 認知行動療法を続け 性犯罪の厳罰化を柱とする改正刑法が7月に施行され、4カ月が経過した。卑劣な事件をなくすには、加害者の更生が不可欠だ。民間病院で性依存症の治療を受ける元加害者2人が毎日新聞の取材に応じ、「何度も『これで最後にしよう』と思うが、やめられなかった。治療を受けるようになってから、ようやく生活習慣や異性観を変えないといけないと気づいた」と語った。 取材に応じたのは、横浜市にある性依存症専門治療院「大石クリニック」に通院する男性2人。強姦(ごうかん)致傷罪(刑法改正で強制性交等致傷罪に名称変更)などで懲役13年が確定し昨夏まで服役していたという男性(40)は「小学6年の時、外に干してあった近所の女の子の下着を盗んだことがきっかけだった」と振り返った。
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