手のひらの薬を見るHIV感染患者の13歳少女(2015年11月9日撮影、資料写真)。(c)AFP PHOTO / Simon MAINA 【7月26日 AFP】世界では約3分に1人の割合で、15~19歳の少女たちがHIV(ヒト免疫不全ウイルス)に感染している。国連(UN)が25日、報告書を発表し、男女不平等によって助長される「危機」に警鐘を鳴らした。 オランダ・アムステルダムで開催の第22回国際エイズ会議(International AIDS Conference)で公表されたデータによると、2017年にHIVに感染した15~19歳の3分の2は少女だった。HIVは、エイズ(AIDS、後天性免疫不全症候群)を引き起こす 国連児童基金(ユニセフ、UNICEF)のヘンリエッタ・フォア(Henrietta Fore)事務局長は、事態は危機的状況にあるとし、「多くの国では、女性や少女たちが必要な情報