世界平和統一家庭連合(旧統一教会)と自民党所属議員の接点に関する点検結果の公表を受け、石破茂元幹事長は12日、本紙の取材に応じ「正直者がばかを見るようなことがあってはならない。党として教団との関係を断つことを議員に求めるなら、公益性を検討し、宗教法人法による解散も考えるべきだ」と述べた。主なやりとりは以下の通り。(聞き手・望月衣塑子)
7 月8日、安倍晋三元首相が無職・山上徹也容疑者の凶弾に倒れた。 直後の10日に行われた参院選は自民党が単独で改選過半数となる63議席の圧勝。与党勢力で改憲に必要な3分の2の議席を持つことに成功した。 安倍元首相は9月27日に国葬で弔われることが決定しているが、このところ永田町で大問題になっているのが、自民党と旧統一教会の「深すぎる関係」だ。 山上容疑者の動機にあったのは旧統一教会への激しい憎しみ。実母がのめり込み、資産という資産はすべて投げ出し、家庭は崩壊した。同容疑者の行為は決して許されるものではないが、ネット上では旧統一教会のカルトぶりに関心が集まっている。 「安倍元首相が亡くなった8日の時点で、山上容疑者が特定の宗教団体に恨みを持っていたという供述は出ていた。大手新聞社はすぐにそれが旧統一教会を指すものだと把握していたが、団体名を出したのは参院選後。 選挙に配慮したのか、教会側が認
安倍晋三元首相の殺害事件は自民党を中心とする政治家と韓国で誕生した宗教団体の密接な関係をあぶり出した。事件の容疑者が殺害動機について、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)への怨恨(えんこん)を示唆したことがきっかけだ。両者は選挙や広報活動を通じてつながってきたが、議員らは急速に関係の見直しを迫られている。 国内主要メディアの報道によると、安倍氏を射殺した山上徹也容疑者は母親が統一家庭連合に多額の献金をし、家族が崩壊したことで恨みを持ち、安倍氏が同連合と関係があると思い込んで襲撃したと供述している。 統一家庭連合は11日の会見で、容疑者の母親が信者だと認めた。また、今回の事件が同連合の活動が原因かのような主張に対し抗議するとともに、事件はまだ捜査中で、動機などが真実かは明らかではないと17日付の声明文で反論した。動機の解明に当たり、警察の捜査に全面的に協力するという。 関連団体の天宙平和連合(
4月15日夜から16日未明にかけて沖縄市などでばらまかれたとみられる中傷ビラ 衆院沖縄3区補欠選挙の期間中、選挙区内の沖縄市やうるま市などで「女は政治は無理 女は台所に帰れ」と女性を中傷する出所不明の印刷物が電柱などに大量に張り出された件で、糸数慶子参院議員や山内末子県議らは7日、公職選挙法(公選法)225条で定める選挙の自由妨害罪に当たるとして県警と那覇地検に対し告発状を提出した。 告発者は糸数氏のほか、「権力の暴圧を許さない市民の会」の仲宗根勇代表ら計8人。印刷物が糸数氏らが補選で支援した屋良朝博氏のイメージカラーと同じ配色だったことなどから「屋良氏の関係者や支援者が違法な選挙運動をしているかのように見せ掛けた」として、公選法225条第2項の「偽計詐術等不正の方法を持って選挙の自由を妨害した」ことに当たるとして告発した。同日、県庁記者クラブで会見した糸数氏は「(印刷物は)ジェンダー(社
ドナルド・トランプ米大統領(右)と同氏の顧問弁護士を長年務めていたマイケル・コーエン氏(2018年4月11日作成)。(c)GETTY IMAGES NORTH AMERICA AND AFP PHOTO / MARK WILSON AND NICHOLAS KAMM 【8月22日 AFP】(更新)ドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領の個人弁護士を長年務めたマイケル・コーエン(Michael Cohen)氏が21日、司法取引に応じ、詐欺行為や選挙資金法違反など8件の罪を認めた。コーエン氏はさらに有罪答弁の中で、トランプ氏がその一部に関与していたことを明らかにした。 ニューヨークの裁判所に出廷したコーエン氏は判事の質問に対し、トランプ氏との不倫関係を主張する女性2人に対し、それぞれ13万ドル(約1400万円)と15万ドル(約1650万円)を支払ったと説明。支払いはトランプ氏の要
横田一「ニッポン抑圧と腐敗の現場」38 新潟県知事選“女性差別発言”問題で花角候補を直撃! 隣にいたのに「よく覚えていない」と“柳瀬元首相秘書官”状態 世界最大級の原発・東京電力「柏崎刈羽原発」再稼動が大きな争点になっている新潟県知事選で、女性差別問題がクローズアップされている。5月31日、魚沼市で開かれた自公が推す花角英世候補(前海上保安庁次長)の街頭演説。地元の商工会長が花角氏の隣でこう訴えたのだ。 「花角さん、経験もの凄く豊かです。副知事時代から商工会をすごく応援をしてくれています。新潟県には女性の知事は必要がない。経験豊かな花角さん、一つ、よろしくお願いしまして応援にさせていただきます」 しかし6月2日、新潟市内での街宣を終えた花角氏を直撃し問題発言について聞くと「よく覚えていない」という驚くべき回答が返ってきた。隣で聞いていたはずなのに、加計問題の官邸訪問の記憶をなくした柳瀬唯夫
先の衆院選において静岡1区から出馬し、比例当選した立憲民主党の新人、青山雅幸氏のセクハラ疑惑が「週刊文春」の取材で明らかになった。B型肝炎訴訟や浜岡原発訴訟に携わるなど人権派弁護士として活動する青山氏は、同じ東北大出身の枝野幸男・立憲民主党代表の盟友としても知られる。 比例当選した青山雅幸氏 ©文藝春秋 セクハラの被害にあったとされるのは今年夏まで秘書を務めていた20代半ばの山田麻美さん(仮名)。麻美さんに取材を申し込むと、「記憶だけでお話しするのは控えたい」とB5のキャンパスノートを持参し、青山氏から抱きしめられたり、キスを迫られたりするなど、数々の「セクハラ被害」を受けたと証言した。ノートには、日付、場所、感想など、青山氏からの「セクハラ被害」の詳細が約40ページにわたって綴られていた。 取材に応じた麻美さん ©文藝春秋 昨年4月、青山氏が代表を務める「ライトハウス法律事務所」に入所し
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