中国・上海にあるファーウェイの旗艦店の前で新製品の発売を待つ人たち(2020年10月23日撮影、資料写真)。(c)STR / AFP 【1月31日 AFP】中国の通信機器大手「華為技術(ファーウェイ、Huawei)」の2020年第4四半期(10~12月期)のスマートフォン販売台数が、米国による系列会社への制裁を受けて急減した。市場調査会社カナリス(Canalys)が29日、明らかにした。 カナリスが公開したデータによると、昨年10~12月の国内販売台数は前年同期比44%減の1880万台だった。調査会社IDCが先に公開した別のデータによると、海外出荷台数は同43%減の3200万台だった。 カナリスの調査員、ニコール・ペン(Nicole Peng)氏は調査リポートで、ファーウェイは国内市場ですら厳しい状況にあり「おそらく同社にとっても最も厳しい時期だろう」と指摘。「米国による制裁を受けた結果」