トップ > Chunichi/Tokyo Bookweb > 書く人 > 記事一覧 > 記事 【書く人】 ステージ離れ、探した道 『ふたりの異邦人 久保田早紀*久米小百合 自伝』 音楽宣教師・久米小百合さん(61) Tweet 2019年5月12日 時代を超えて愛される歌は神様からの恩寵(おんちょう)かもしれない。一九八〇年代のシルクロードブームが兆していた七九年、そんな一曲「異邦人」でデビューしたシンガー・ソングライターの久保田早紀さんは今、久米小百合という本名で、音楽を通してキリスト教を伝える音楽宣教師になっている。 昨年還暦を迎え、今年は「異邦人」から四十年。日頃の活動を知る編集者から自叙伝の出版を勧められ、これまでの歩みを両親の生い立ちにまでさかのぼって一冊につづった。大学生の一人息子は「早過ぎる。まだ何者にもなっていない!」と指摘した。「ほんとにそうです。すみません…」と恐縮する
「歌舞伎では登場人物の性格を見た目、せりふすべてにおいてはっきり描き出すことが大事。隈取りをしている人は、普通よりも飛び抜けて正義感が強いとか、あるいは常人を超えて悪いとか。それが顔に現れているという考え方なんです」 東京・日本橋の歌舞伎太郎事務所。講師の立花志十郎さん(42)が、さまざまな隈取りが登場する時代物(江戸期より前の時代や人物の世界に題材を得た作品)の名作「菅原伝授手習鑑(すがわらでんじゅてならいかがみ)」を例に解説してくれた。隈取りは顔の血管や筋肉、陰影などを強調しており、赤は正義、強さ、熱血、善などを、青は冷酷さ、悪などを表す。茶色など、赤でも青でもない場合は人以外の妖怪などを表す。
工事現場の仮囲いに掲示された障害者アート作品の前に立つ松田文登さん(右)と崇弥さん=東京都渋谷区で2019年4月24日、野村房代撮影 工事現場の仮囲いを知的障害者のアート作品の「ソーシャル美術館」に変えようという取り組みに、双子の兄弟が挑んでいる。岩手県出身の松田文登(ふみと)さん(27)と弟の崇弥(たかや)さん(27)が昨夏設立した会社が、第1弾として3月から東京・渋谷の工事現場でプロジェクトを始めた。起業のよりどころとなったのは、4歳上の自閉症の兄の存在だ。 2人が同県花巻市で始めた福祉系の企画制作会社の名前は「ヘラルボニー」。特段の意味はなく、兄が7歳の頃、自由帳に書いていた言葉だという。「一見、無意味に思えるものにも価値はある」との思いを込めた。
巨大な「誰かの顔」を東京の風景に浮かべる。2020年は「目」の東京初大規模プロジェクトに注目荒神明香、南川憲二、増井宏文を中心としたアーティストグループ「目」による「まさゆめ」が東京都とアーツカウンシル東京が主催する「Tokyo Tokyo FESTIVAL 企画公募」事業のひとつに採択された。 国籍や性別、年齢問わず広く世界中から募集し、選ばれた「実在するひとりの顔」を、2020年の東京の空に浮かべるこのプロジェクトの概要を紹介する。 「目」は、荒神明香、南川憲二、増井宏文を中心とするアーティストグループ。個々の技術や適性を活かし、特定の手法やジャンルにこだわらず展示空間や観客を含めた状況、導線を重視し、「果てしなく不確かな現実世界」を鑑賞者の実感に引き寄せる作品を発表してきた。 目 repetitive objects 2018 撮影=目[mé] これまでに個展「たよりない現実、この世
※本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています 「いま、『さよなら』をしよう。女の子を、苦しめるものから。」――そんなメッセージが、東京メトロ丸ノ内線新宿駅メトロプロムナードに出現しています。11月22日発売の『さよならミニスカート』の交通広告です。痺れる……! 新宿駅に出現したメッセージ 『さよならミニスカート』は、牧野あおいさんによる「りぼん」連載の少女漫画。連載開始とともに編集長の“激推し”宣言で大きな話題を呼びました。主人公は、学校で唯一スラックスを履く女子生徒・神山仁那。実は彼女は元アイドルで、握手会でファンに襲われるという過去をもっていました。アイドルだけではなく、現代の女子が抱いている“息苦しさ”を描いている作品です。 11月19日から掲出が始まった交通広告。実は19日、20日と少しずつ内容が変わっており、21日に“完全版”と3段階変化する仕掛けがなされていました
東京の地名で紛らわしいのが、青海(あおみ)と青梅(おうめ)。よく似た漢字だが、直線距離で50キロ以上も離れている。11月27日、女性アイドルが駅を間違えてライブに遅刻するトラブルが発生した。
「障害や難病、国籍、思想、性…。それらで誰も排除しない『まぜこぜの社会』にしたいのです」。女優の東(あずま)ちづるさん(57)が、障害者らマイノリティーとともに作り上げる舞台が十二月十日、東京都港区の品川プリンスホテルで上演される。社会に存在する「分断」に問題提起しながら、最高のエンターテインメントを目指す。 (奥野斐) 舞台は「月夜のからくりハウス-平成まぜこぜ一座」。東さんが企画、プロデュースから脚本、演出を手掛けた。低身長の人による小人プロレスのレスラーや寝たきりの芸人、車いすダンサー、全盲の落語家など多彩な約三十組が出演。東さんが悪徳座長にふんし、それぞれがプロレスの試合やダンス、歌、演奏などのステージを繰り広げる一夜限りのショーだ。 東さんは二十年以上前から骨髄バンクの啓発や、戦争で傷ついた子どもを救済する「ドイツ国際平和村」のボランティアなどに取り組んできた。活動を通じて、表現
契約を断ろうと芸能事務所を訪れた声優志望の女性を強姦(ごうかん)するなどしたとして、警視庁は31日、芸能事務所社長の佐藤弘樹容疑者(33)=東京都杉並区成田東1丁目=を強姦致傷と強盗の疑いで逮捕し、発表した。「弁護士が来たら話す」と話している。 杉並署によると、佐藤容疑者は5月26日昼すぎ、杉並区成田東1丁目の事務所内で、30代女性の首を絞めたり、ほおを平手打ちしたりしたほか、性的暴行をした疑いがある。また同日、「紹介した人に迷惑がかかる」などと言いがかりを付けて女性を脅し、近くのコンビニATMから現金10万円を下ろさせ、奪った疑いがある。 女性は今年1月、佐藤容疑者の事務所の面接を受けたが、契約を断ろうと佐藤容疑者の事務所を訪れていたという。
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