ドイツ南部ミュンヘンで競売にかけられた、ナチス・ドイツの総統アドルフ・ヒトラーの帽子。内側に「AH」のイニシャルが確認できる(2019年11月20日撮影)。(c)Matthias Balk / dpa / AFP 【11月25日 AFP】ドイツ南部ミュンヘン(Munich)で先週行われた競売で、ナチス・ドイツ(Nazi)の総統、アドルフ・ヒトラー(Adolf Hitler)が使用したシルクハットなどゆかりの品々を落札したレバノン人実業家が、落札品をイスラエルの団体に寄贈する意向を発表した。こうした品々がネオナチらの手に渡ることを防ぐためだという。 落札したのは、スイスのジュネーブでダイヤモンドや不動産取引で財を成したレバノン出身の実業家、アブダラ・シャティラ(Abdallah Chatila)氏。同氏は週刊紙ル・マタン・ディマンシュ(Le Matin Dimanche)に「こうした品々を買