風俗業界で働く女性たちの現状について講演する上間陽子教授=20日、南風原町立中央公民館黄金ホール 南部・中部広域市町村圏事務組合は20日、沖縄県南風原町でセミナーを開き、琉球大教育学部の上間陽子教授が「沖縄の夜の街 現実と向き合う」をテーマに講演した。10代から風俗業界で働く女性たちの厳しい環境を報告し「行政窓口では支援の前にしっかり聞き取りをしてほしい」と訴えた。 自治体職員や教員ら約200人が参加した。上間教授は、県内の風俗業界で働く若者や若年出産した女性の調査について説明。非行や貧困、虐待など少年少女たちの実情を描いた本紙連載「彷徨(さまよ)う」の読者反応にも触れ、一部の子どもだけの問題と矮小化(わいしょうか)されることがあると指摘した。 不眠や不特定多数の異性との交際といった行動の背景には、虐待や性的被害など過去の出来事が隠れているとした。本人の置かれた状況や体験を聞き取る際には「
今日の質問は「LGBTは昔からあったんですか?」「同性愛主義者とBL(ボーイズラブ)、GL(ガールズラブ)好きは違うんですか?」「同性愛って、どうやって自覚するのか不思議です」 です。小学6年生から中学2年生のみなさんからです。 四つの言葉の頭文字 まず、LGBTの説明をしますね。L:レズビアン(自分のことを女と思っていて女の人が好き)、G:ゲイ(自分のことを男と思っていて男の人が好き)、B:バイセクシュアル(好きになる人が男女どちらのこともある)、T:トランスジェンダー(身体の性に違和感があったり、身体の性別とは違う性別で生きたいと思う)という意味です。つまりLGBTとは、人を表す四つの言葉の頭文字です。今では上にあげた人たちだけではなく、まだ自分のことが良く分からない、迷っている、性や恋愛に興味がないなど、様々な性を生きる少数者(セクシュアルマイノリティ)の人たちを代表する言葉としてL
かつて「売春」せざるを得なかったことがある少女たちが自らの体験や思いを表現する企画展「私たちは『買われた』展 in Okinawa」(同実行委員会主催)が18、19日、宜野湾市男女共同参画支援センターふくふくで開かれる。居場所を失った少女たちの支援を続ける「Colabo」(コラボ、東京都)の代表の仁藤夢乃さんは「沖縄にも暴力を引き受けることが生き延びるすべになっている子がいるはず。展示会が何かのきっかけになればいい」と期待する。 同展はコラボと、コラボとつながった少女たちによるグループ「Tsubomi」(ツボミ)が企画し、全国各地を巡回している。仁藤さんは「日本では児童買春のことを『援助交際』と呼び、お金を介することで性暴力を正当化する人がたくさんいる」と指摘する。貧困、虐待、性暴力―。「そこに至る背景があること、援助とはいえない暴力や支配の関係性があることを知ってほしい」。 展示される写
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