本を手に取るサウジアラビアの女性ら(2017年12月16日撮影、資料写真)。(c)Amer HILABI / AFP 【11月14日 AFP】サウジアラビアの国家保安庁は先週末にフェミニズムと同性愛、無神論を過激思想と見なすアニメーション動画をツイッター(Twitter)に投稿したが、物議を醸したことを受けて動画を削除し、事態の収拾を図っている。 折しもサウジでは、同国の実質的な指導者であるムハンマド・ビン・サルマン皇太子(Crown Prince Mohammed bin Salman)が海外観光客に初めて門戸を開き、同国の超保守的なイメージを刷新しようとしている。 人権活動家らは動画を非難。国際人権団体アムネスティ・インターナショナル(Amnesty International)は「極めて危険」で「同国における表現の自由、生命、自由、安全に対する権利に深刻な影響を及ぼす」ものと批判した