台湾の与党・民主進歩党(民進党)は15日、新たな党主席(党首)に頼清徳副総統を選出した。来年初めに予定される総統選への出馬の可能性が高まった。写真は2022年1月、ホンジュラスのコマヤグアで撮影(2023年 ロイター/Edgard Garrido) [台北市 15日 ロイター] - 台湾の与党・民主進歩党(民進党)は15日、新たな党主席(党首)に頼清徳副総統を選出した。来年初めに予定される総統選への出馬の可能性が高まった。 党主席選には頼氏が唯一立候補していた。民進党は昨年11月の統一地方選で大敗し、蔡英文総統が兼任していた党主席を辞任した。 頼氏は総統選に出馬するかどうか直接表明していないが、民進党主席に選ばれたことを受け出馬するとの見方が大勢だ。蔡氏は憲法の任期制限により再出馬できない。 党主席には18日に正式に就任する。頼氏は声明で、党に対する人々の信頼を取り戻し、「複雑で変化する国