1月16日(土)、ネパール出身の難民申請者の女性、バビタさんが東京入管の収容施設内にて部屋にあった大量の柔軟剤を飲んで自殺を図った。 バビタさんは難民と認められず、2年7カ月も収容されている。3度目の正月を迎えて彼女は精神的にも弱り果てていた。そんな時に、張りつめていた心がプツンと切れる出来事が起こった。 被収容者のフリータイムは16時30分までで、時間になったら部屋に戻りドアの鍵が閉められる。バビタさんは洗濯機をかけたまま部屋に戻り、衣類の中にテレホンカードが残されていたことに気づく。 東京入管では何故かKDDIのテレホンカードしか使えない。支援者から差し入れしてもらう貴重なものなので破損しては申し訳ないし、収容中はそのテレホンカードが母国にいる子供2人と話せる唯一のツールなので使えなくなるのは困る。バビタさんは通りかかった職員にカードを取ってきてもらえないかお願いをした。しかし、答えは