インドネシア・アチェ州ビルン県のレストランで談話をする地元住民(2018年9月5日撮影)。(c)AMANDA JUFRIAN / AFP 【9月7日 AFP】インドネシア・アチェ(Aceh)州のビルン県(Bireuen)は、夫婦や親戚でない男女が飲食店で飲食を共にすることを禁止した。当局者が5日、明らかにしたところによると、女性により正しく振る舞ってもらうためだという。 スマトラ(Sumatra)島の北端に位置するアチェ州は、世界最多のイスラム教徒人口を抱えるインドネシアの中でも唯一、イスラム法(シャリア)が施行されている州で、これまでもたびたび女性の行動を制限し、非難を浴びてきた。 また同州では、同性愛や賭博、飲酒などが違法行為とされ、それらに適用される一般的な刑罰として公開むち打ち刑も行われており、世界的な批判を浴びている。 今回の新たなイスラム法により、ビルン県の女性は夫か親族の男性