コミュニケーションは「約束の積み重ね式」塚田 私は小さい頃から漫画が大好きで、2021〜2022年に開催した展覧会「END展」でも死を考える…
ダニエル・ラドクリフがトランスジェンダー&ノンバイナリーの若者と対談 映画『ハリー・ポッター』シリーズで主人公のハリー・ポッターを演じた俳優のダニエル・ラドクリフが、LGBTQ+の人々を支援する慈善団体ザ・トレヴァー・プロジェクト(TheTrevor Project)が手がける『Sharing Space(原題)』シリーズで、トランスジェンダーおよびノンバイナリーの若者6人と座談会に参加し、ジェンダー多幸感(※)やジェンダー代名詞の尊重、自己発見、本物のアライシップとは何かなどを話し合った。 ※自分のジェンダーを肯定されたことで得られる幸福や心地よさ。 ちなみに、2010年からザ・トレヴァー・プロジェクトの支援者であるダニエルは、2020年に『ハリー・ポッター』シリーズの生みの親であるJ.K.ローリング氏のトランスジェンダーをめぐる発言が炎上した際にも、「いくつかのメディアはこの一件をJ.
Amy Ashenden, Interim CEO of Just Like Us, is dispelling the harmful trope that lesbians are against the trans community. The other day I got a WhatsApp from a lesbian friend. “I’m worried lesbians are seen as anti-trans,” she said. This is someone who, even in her thirties, has struggled to embrace the word ‘lesbian’. There is already so much shame and stigma around the word ‘lesbian’. In fact, t
北京冬季五輪、フィギュアスケート、アイスダンスで金メダルを獲得したフランスのガブリエラ・パパダキス/ギヨーム・シゼロン組(2022年2月14日撮影)。(c)WANG Zhao/ AFP 【3月29日 AFP】恋い焦がれるような視線に優雅なリフト、悠々と絡み合い、重なり合うお互いの体。多くの人にとって、フィギュアスケートのカップル種目では二人の化学反応とラブストーリーの匂いが大きな魅力になっている。 しかし先日の北京冬季五輪に出場した中には、そうしたお決まりのストーリーにうんざりしている選手がいる。 北京五輪のフィギュアスケートには、米国のマディソン・チョーク(Madison Chock)とエヴァン・ベイツ(Evan Bates)のように、実際に恋人同士のカップルも出場した。二人の絆は周囲から見ても明らかで、演技の原動力にもなっていた。アイスダンスに出場した二人は、演技を終えると抱き合い、リ
元スキッド・ロウのヴォーカルのセバスチャン・バック(Sebastian Bach)が、Zoomでのインタビューで、インタビュアーのホモフォビックな発言に立腹。「そういうことは言わない方がいい」と言ったのち、黙ってカメラを切り、インタビューを打ち切ってしまったそうです。 詳細は以下。 elclosetlgbt.com このインタビューはポッドキャスト番組The SDR Show (Sex, Drugs & Rock n' Roll Show)のためのもので、問題の発言をしたインタビュアーはビッグ・ジェイ・オウカースン(Big Jay Oakerson)というコメディアン。セバスチャン・バックが、ジューダス・プリーストのロブ・ハルフォード(Rob Halfor. 1998年にゲイとしてカミングアウトしています)はコンサート前の喉のエクササイズは必要ないと言っていると話したとき、オウカースンはこ
綿矢りさ『生のみ生のままで』を読んだ感想です。ネタバレあるので注意してください! 綿矢りさ『生のみ生のままで』あらすじ 綿矢りさ『生のみ生のままで』感想(ネタバレあり) 萌えることは萌える 少女漫画的設定 突然社会派? やっぱり軽視されるレズビアンのセクシュアリティ 読む時代が違えば夢中になっていたかも それよりもこれを読めと言いたい作品群 綿矢りさ『生のみ生のままで』評価 綿矢りさ『生のみ生のままで』あらすじ 「私たちは、友達じゃない」 25歳、夏。恋人と出かけたリゾートで、逢衣(あい)は彼の幼なじみと、その彼女・彩夏(さいか)に出逢う。芸能活動をしているという彩夏は、美しい顔に不遜な態度で、不躾な視線を寄越すばかりだったが、四人で行動するうちに打ち解けてゆく。 東京へ帰った後、逢衣は彩夏と急速に親しくなった。やがて恋人との間に結婚の話が出始めるが、ある日とつぜん彩夏から唇を奪われ、「最
昨年末12月29・30日の2日間、新宿・歌舞伎町のホステスクラブで開催されたイベント「PURX」で、清水晶子さん(東京大学大学教員)と鈴木みのりさん(ライター)のトークが行われました。 「女性」を看板とするメディアを話題の中心とした前編に続き、後編は、清水さんが専門とするクィア理論の話から始まります。来場していた、運動の現場にも関わる谷山廣さんもトークに加わり、東京レインボープライドを始めとする日本のLGBT権利運動を巡って、批判や対話の場づくりへと話が及んでいきました。 クィア理論は「これが正解」とは設定しない鈴木:ここまで「女性」を看板にするメディアへの批判と良い点について話してきました。フェミニズムは批判を積み上げてきて、前に進んできたという流れでしたが、わたしは、フェイストゥフェイスの時に感情に左右されやすいっていう点もちょっとあります。それおかしいよねって批判したいと思っても、そ
2019.01.31 21:05 流行する「女性」メディアは、軽やかさを超えることはできるのか?/清水晶子×鈴木みのり【年末クィア放談・前編】 昨年末12月29、30日の2日間、新宿・歌舞伎町のホステスクラブでイベント「PURX」が開催されました。トーク、音楽、食、スクリーニングなどを通じて境界を越えた連帯を図るこのイベントでは、清水晶子さん(東京大学大学教員)と鈴木みのりさん(ライター)が登壇した「清水晶子と鈴木みのりの年末クィア放談」というトークが行われました。 wezzyでは本トークイベントの様子を、前後編に再構成してお届けします。前編は、男女の格差や性差別への問題意識、LGBTはじめとする性的マイノリティの権利を求める声が高まるなか、いま増えつつあるフェミニズムや「女性」を看板とするメディアについてのお話です。 増えつつある「女性」を冠にしたメディア鈴木:2017年に刊行された「早
今日の質問は、 「この間の連載を読んで、沖縄でも同じ学年に自分のことを男だと思う人がいるんだなと思いました。 来年は修学旅行があるから、みんなと一緒にお風呂とか絶対無理です。先生や学年のみんなに言わなければと思うけど、『カミングアウトして大切な友だちに受け入れてもらえなかったら…』と不安で言い出せません。 この前の連載の人って強いな。いつもウソをついている自分は弱いのかな、と悩んでいます。」です。 中学2年生からです。 あなたは弱くないよ。大切な自分を守れているんだよ。それから、沖縄の中学にも同じように、身体と心の性別の違和感で悩んでいる人はいます。私も沖縄県内で実際にたくさん出会っています。あなたは1人ではありません。 危険伴う 慎重に進めて 当事者の人が不安になったり、悩んだり、辛い思いをしているのは、周りの人の知識不足や理解の無さの問題です。当事者が悪いというわけではないけれど、性別
衆院議員が性的指向や性自認のことを「趣味みたいなもの」と言うのを聞いて笑ってしまった。習い事のように何かのきっかけで始めたり、途中でやめたりできるもののように聞こえたから。当事者からすると、むしろ生を貫く芯みたいなものだと捉える人が多いに違いありません。言語にたとえるとどうでしょう。母語と同じように特段意識はしなくても、他者との交流の中で自然と芽生え、育ち、人間としてのポテンシャルを深めてくれる資質の一つであると私自身は見ています。言葉と違うのは、外国語のように学習してまるで違う文化に身を投じることはできない、という点でしょうか。 同性愛者、両性愛者、トランスジェンダーの人々をひっくるめて「生産性がない」ので「支援」に値しないという別の議員が発した言葉も、お粗末すぎて、反論する気持ちも起きません。 私は、日本社会に生きるのに、支援を必要とする意識を持って来ませんでした。でも最初から日本で日
「女性を好きになったことはないんですか?」と聞かれることがあります。中学の時、周りが男女の恋愛話で盛り上がり、付き合うことにあこがれを持った私は同級生の女子に一度だけ告白したことがありますが、その経験を除けば女性とお付き合いしたいと思ったこともなく、好きになるのは男性のみです。 ある調査結果で、ゲイであることを何となく自覚する平均年齢は13・1歳というデータがあります(日高庸晴ほか、厚生労働科学研究費補助金エイズ対策研究推進事業「ゲイ・バイセクシャル男性の健康レポート2」)。 私の場合は小学校5年生くらいから男性に性的な興味を持ったり、好きという気持ちを持つようになりました。 しかし、岡山県の山間部の田舎で酪農家の息子として生まれた私にとって、ゲイという言葉の存在も知るすべもなく、周りには男女のカップルしか存在しなかったので、自分が何なのかもよくわかりませんでした。 中学の頃「ゲイ」という
もう年末らしいので、2018年を振り返るコラムでも書くことにする。この1年のLGBTコミュニティはとにかく「紙」に翻弄された年と言って良いのではないかと思う。年明け、まず「広辞苑」がLGBTを新語として加えたことを大々的に宣伝したものの、フタを開けてみたら解説が間違っていたということですべった。7月には、「新潮45」(新潮社)が杉田水脈氏の寄稿で大炎上、炎上商法に味をしめたのか10月号で杉田擁護特集を出し、結果的には事実上の廃刊へ。 広辞苑にLGBTが登場。しかし、内容がおかしい。 10年ぶりに改訂された「広辞苑」の第7版が1月12日に発売された。この新しい「広辞苑」は、第6版の刊行後に定着した言葉として、約1万項目を新たに追加し… インターネットの登場以来、学校のリポートの参考文献にウィキペディアを使うような学生はおおむね叱責され「きちんと紙媒体の文献を当たりなさい」なんて指導されてき
台湾の醤油メーカー「金蘭醤油(KIMLAN)」が、レズビアンの家族をテーマにしたCMを公開。大きな反響を呼んでいる。 「金蘭醤油」は台湾醤油の代名詞的存在で、創立60年を超える老舗メーカー。 そんな同社は、11月24日に行われる「同性婚の是非を問う国民投票」に向けた応援CMを公開した。 CMの冒頭、ママと娘が仲良く家路につく様子が描かれており、よくある家族の光景と思わせる。 CM後半、家に帰ってきたのはパパかと思いきや・・・もう一人のママだった! 二人のママと娘。しかし、何も特別なことはない。 どこにでもある、ごくごく”ふつう”な家族の食卓が描かれる。 CMは、以下のナレーションで締めくくられる。 「家庭によって料理の味は異なります。濃かったり、薄かったり、ちょっと特別だったりもしますよね」「テーブルに愛がある限り、誰もが味わうことができる幸福の味がそこにはあります」 これは家庭によって味
9月に入り、「HUGっと!プリキュア」も後半戦に突入しています。そしてその勢いはとどまるどころか加速しています。 第29話では、はなとおばあちゃんの交流が描かれました キュアエール(野乃はな)のおばあちゃんが登場した第29話「ここで決めるよ!おばあちゃんの気合のレシピ!」では高齢化問題が、はなが過去と向き合う第31話「時よ、すすめ!メモリアルキュアクロック誕生!」ではいじめ問題が、第32話「これって魔法?ほまれは人魚のプリンセス!」ではキュアエトワール(輝木ほまれ)の恋愛事情が描かれ、それはもう、子育ての枠を超えて幅広く展開しています。 第31話では、はなが過去と対峙(たいじ)しました 第32話、ほまれとハリーの恋愛はどうなる? そして2018年9月23日放送の第33話「要注意!クライアス社の採用活動!?」では、ジェンダーレス男子(性自認は男性)の若宮アンリ君を中心にジェンダー要素をたっぷ
現在は青森在住の岡田(左)と宇佐美(右) 9月8日(土)東京・あし湯カフェどん浴にて『病気とLGBT 地方で暮らすということ』のトークイベントが開催された。 青森で暮らす二人のレズビアン、岡田実穂・宇佐美翔子が出演した。 岡田は性暴力サバイバ―のアクティビスト。性暴力被害者支援団体レイプクライシス・ネットワーク(RC-NET)の代表として当事者支援や、研修・講演活動等で活動している。 宇佐美は岡田のパートナーで、同じくRC-NETで活動。20年以上東京に住んでいたが、2014年から故郷の青森市に岡田とともにUターン。青森駅前の商店街の店で、様々な当事者が集うコミュニティカフェバー「Osora ni Niji wo Kake Mashita」(そらにじ青森)を運営している(現在休店中)。 また今年4月、直腸がんが発見され治療中の身だ。 二人は2014年から、セクシュアルマイノリティ当事者や賛
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