レバノンの首都ベイルートの警察署前で、トランスセクシュアルの女性4人の釈放と「自然の摂理に反する」性交渉を禁じる刑法534条の撤廃を求めるLGBT活動家(2016年5月15日撮影、資料写真)。(c)AFP/ANWAR AMRO 【5月24日 AFP】レバノンの首都ベイルート(Beirut)で先週、同性愛者やトランスジェンダーが大勢の聴衆を前に、自身の経験を語った。レア(Lea)さんは男性よりも女性が好きだと臆することなく宣言し、ジョセフ(Joseph)さんは治安部隊に拘束されたときのおぞましい出来事を明かした。 15日夜にベイルートで行われたこのイベントは、LGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー)に対する差別を非難する、1週間にわたるイベント「ベイルート・プライド(Beirut Pride)」の一環。 17日の「国際反ホモフォビア・反トランスフォビアの日(IDAH