アイルランドからイタリア・ローマに向かう専用機内で記者会見に臨むフランシスコ法王(左、2018年8月26日撮影)。(c)Gregorio BORGIA / POOL / AFP 【8月28日 AFP】ローマ・カトリック教会のフランシスコ(Francis)法王が、同性愛傾向を示す子どもの親たちに向け、精神医学の支援を受けるよう推奨する発言を行ったことを受け、バチカン(ローマ法王庁)は27日、この発言を公式記録から削除した。 問題の発言は、法王が訪問先のアイルランドからイタリア・ローマに戻る専用機内で開いた記者会見で発したもの。 同性愛の傾向がある子どもの親に何と声を掛けるかと聞かれた法王は、「幼少期からそれが現れるなら、どういう状況なのかを知るために、精神医学を通してなせることはたくさんある」と述べるとともに、同性愛傾向がある子を無視すれば「父として母としての過ちになる」と諭していた。 この