「LGBTと貧困」をテーマとするシンポジウムが5月3日、都内で開かれた。ひとくちにLGBTといっても社会的な環境はさまざま。裕福な人もいれば、そうでない人もいるが、ひとたび貧困に陥ると、さまざまな偏見から社会的な支援を受けにくい現状がある。そうした課題を、LGBTの当事者と貧困問題の専門家が話しあった。 シンポジウムは、LGBT当事者でなんらかの問題を抱える人の自助グループ「カラフル@はーと」と東京大学教養教育高度化機構の主催。東京レインボープライドの公式イベントとして開かれた。 具体的には……。レズビアン・バイセクシュアルを中心とするセクシュアル・マイノリティ支援を20年以上続けている大江千束さんは、こんな相談ケースを紹介した。 生まれた時に割り当てられた性別は男性だったが、自分自身を女性だと認識している、トランスジェンダー女性。 彼女は、自分の身体への違和感をぬぐい去るため、全身脱毛に
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く