ドイツ北東部ブランデンブルクアンデアハーフェルの裁判所で、公判に出頭したヨーゼフ・シュッツ被告(2021年10月7日撮影)。(c)Tobias Schwarz / AFP 【10月9日 AFP】ナチス・ドイツ(Nazi)の強制収容所で看守として働いていたヨーゼフ・シュッツ(Josef Schuetz)被告(100)が、被収容者数千人の殺害をほう助した罪に問われている裁判で、被告は8日、無罪を主張した。 シュッツ被告は、ナチスによる大量虐殺に関与したとして起訴された人物としては最高齢。1942年から45年にかけ、ベルリン北郊オラニエンブルク(Oranienburg)にあったザクセンハウゼン(Sachsenhausen)強制収容所で被収容者3518人の殺害を「故意かつ自発的に」ほう助した罪に問われている。 ザクセンハウゼン強制収容所は1936年から45年にかけ、ユダヤ人、ロマ人、反ナチ運動家、