スウェーデンと聞いてあなたは何を思い浮かべるだろうか?IKEAやH&Mなどのグローバル企業、社会保障制度が充実している、ジェンダー間格差が他国と比べて小さいなどのポジティブな印象を持っている日本人が大半かもしれない。 だが、そんな「先進的で憧れの的」というイメージが強いスウェーデンで実際に生活すると、どんなことが見えてくるのか。また、スウェーデンなど北欧諸国は「北欧」というカテゴリーで一括りにして語られることが多いのも事実。これについてはどう考えたらいいのだろうか。 Be inspired!は今回、スウェーデンに住んだことのある若者6人にインタビューを実施。彼らにはスウェーデン事情に加え、日本がスウェーデンから学べることはあるのかを聞いてみた。本記事ではその回答の前編を紹介していく。 片波見 せるさ(学生、24歳) ーどれくらいスウェーデンに住んでいますか? 住み始めて今年で3年半になりま
先日、『バイキング』(フジテレビ系)で司会の坂上忍がこんな発言をしていた。 「LGBTの問題はいまテレビでもデリケートで全然言えない。IKKOさんが言っていいことを僕は言っちゃいけないとか。よくわからない。オープンにした方がいいんじゃないのって思っちゃうんだけど、無責任?」(IKKO「男性同士の性的暴行は興奮したら犯罪ではない」。芸能人井戸端会議番組と化している『バイキング』) 様々な話題を扱う情報番組の司会者が「よくわからない」と自身の勉強不足を開き直るかのような発言をしていることには驚きを禁じ得ないのだが、一方で「LGBT」という言葉が当たり前に使われるようになり、「LGBTの問題」について意見したいという人が出てきていることに、ここ数年の変化を改めて実感した。 wezzyでも取り上げている「保毛尾田保毛男」騒動、youtuberのホモフォビックな企画、20年前に行われたゲイ差別および
滋賀県は3日、県立学校の身体測定記録、県庁に提出する申請書など男女の別を記す欄があった255の書類のうち、8割に当たる196の書類で性別欄を廃止するなどの見直しを行うと発表した。性同一性障害などの性的少数者に配慮した措置。県によると、都道府県レベルでは鳥取県などで先行例があるが、全庁的に見直すのは…
4月、新入学・新学期のシーズンです。新しいクラスの先生はどんな人だろう。自分のことをわかってくれる先生だろうか…。子どもたちにも期待と不安が入り交じっていると思います。 こうした中、中学校に「アライ先生」を増やそうという取り組みが始まりました。「アライ先生」って?どこかの学校の新井先生や荒井先生ではありません。同性愛や性同一性障害などLGBT=セクシュアルマイノリティーのことを理解し、応援する先生のことです。どういう取り組みなのでしょうか。 こんな調査結果があります。 セクシュアルマイノリティーの子どものいじめに詳しい宝塚大学の日高庸晴教授が生命保険会社の委託で、去年、LGBTの人たちおよそ1万5000人に行ったアンケート調査。小学校から高校までの学校生活でいじめられた経験があると答えた人は58%いました。 具体的な時期を聞くと、「ホモ・おかま」など言葉によるいじめを受けたと答えたのは、複
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