Published 2022/07/25 17:15 (JST) Updated 2022/07/25 17:31 (JST) 自民党国会議員が参加した会合でLGBTなど性的少数者に対する差別的内容の冊子が配布された問題で、当事者ら有志は25日、「暴力的な人権侵害」だとして、内容を明確に否定し差別をなくす姿勢を示すよう求める約5万1500人分の署名を、自民党の岸田文雄総裁(首相)宛てに郵送で提出した。 この日、署名の呼びかけ人で性的少数者の支援団体「fair」代表理事の松岡宗嗣さん(27)らが東京都内で記者会見した。松岡さんは「当事者が生きていることを否定するかのような内容だ」と批判。「政権与党である自民党の多数の議員が参加する会合で広められ、看過できない」と述べた。
LGBTなど性的少数者への関心が高まるなか、男女で異なる戒名について仏教界が議論している。男性には「信士(しんじ)」、女性には「信女(しんにょ)」などとつけるが、心と体の性が異なる人にはどうすればいいのか。伝統を重んじる仏教界が、時代に合わせて性的少数者に向き合い始めた。 戒名は仏の弟子になった証しで、極楽浄土での名前とされる。臨終を迎え、僧侶がつけることが多い。位号と呼ばれる下の文字に、男性は「居士(こじ)」「童子」、女性は「大姉(だいし)」「童女」などとつける。浄土真宗は法名(ほうみょう)、日蓮宗は法号とよぶ。 真言宗智山派(ちさんは)は2018年11月、LGBTをテーマにした初の研修会を東京都港区の寺で開いた。ゲイを公表している文化人類学者の砂川秀樹さん(52)を講師に、約50人の僧侶らがLGBTの現状を学んだ。 同性のパートナーが病院で最期を迎えるのに、家族や親戚に配慮して病室に入
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