先日、『バイキング』(フジテレビ系)で司会の坂上忍がこんな発言をしていた。 「LGBTの問題はいまテレビでもデリケートで全然言えない。IKKOさんが言っていいことを僕は言っちゃいけないとか。よくわからない。オープンにした方がいいんじゃないのって思っちゃうんだけど、無責任?」(IKKO「男性同士の性的暴行は興奮したら犯罪ではない」。芸能人井戸端会議番組と化している『バイキング』) 様々な話題を扱う情報番組の司会者が「よくわからない」と自身の勉強不足を開き直るかのような発言をしていることには驚きを禁じ得ないのだが、一方で「LGBT」という言葉が当たり前に使われるようになり、「LGBTの問題」について意見したいという人が出てきていることに、ここ数年の変化を改めて実感した。 wezzyでも取り上げている「保毛尾田保毛男」騒動、youtuberのホモフォビックな企画、20年前に行われたゲイ差別および