日本学術会議主催公開講演会「身体・性差・ジェンダー生物学とジェンダー学の対話ー」に参加してきました。 事前参加申し込みが定員に達して断られた方もあるようで、確かに会場はほぼ満杯という盛況ぶりでした。 主催者側から江原由美子先生と黒川会長のご挨拶があり、総合司会の後藤俊夫先生が猪口邦子大臣からのメッセージを読み上げて始まった。 講演は、以下の通り。 原ひろ子「男女共同参画社会の実現と学術の役割」 上野千鶴子「ジェンダー概念の意義と効果」 束村博子「女と男はどう違う?ー生物学的視点からー」 大内尉義「性差医療の可能性」 井谷恵子「ジェンダー研究からみた体育・スポーツの可能性と課題」 休憩を挟んで、予め予定されたディスカッサント(以下)からのコメントがあった。 竹村和子 長谷川真理子 黒田公美 五十嵐隆 加賀谷淳子 その後、ようやく総合討論となって、フロアからも質問・コメントができるようになり、
昨年末12月29・30日の2日間、新宿・歌舞伎町のホステスクラブで開催されたイベント「PURX」で、清水晶子さん(東京大学大学教員)と鈴木みのりさん(ライター)のトークが行われました。 「女性」を看板とするメディアを話題の中心とした前編に続き、後編は、清水さんが専門とするクィア理論の話から始まります。来場していた、運動の現場にも関わる谷山廣さんもトークに加わり、東京レインボープライドを始めとする日本のLGBT権利運動を巡って、批判や対話の場づくりへと話が及んでいきました。 クィア理論は「これが正解」とは設定しない鈴木:ここまで「女性」を看板にするメディアへの批判と良い点について話してきました。フェミニズムは批判を積み上げてきて、前に進んできたという流れでしたが、わたしは、フェイストゥフェイスの時に感情に左右されやすいっていう点もちょっとあります。それおかしいよねって批判したいと思っても、そ
スウェーデンと聞いてあなたは何を思い浮かべるだろうか?IKEAやH&Mなどのグローバル企業、社会保障制度が充実している、ジェンダー間格差が他国と比べて小さいなどのポジティブな印象を持っている日本人が大半かもしれない。 だが、そんな「先進的で憧れの的」というイメージが強いスウェーデンで実際に生活すると、どんなことが見えてくるのか。また、スウェーデンなど北欧諸国は「北欧」というカテゴリーで一括りにして語られることが多いのも事実。これについてはどう考えたらいいのだろうか。 Be inspired!は今回、スウェーデンに住んだことのある若者6人にインタビューを実施。彼らにはスウェーデン事情に加え、日本がスウェーデンから学べることはあるのかを聞いてみた。本記事ではその回答の前編を紹介していく。 片波見 せるさ(学生、24歳) ーどれくらいスウェーデンに住んでいますか? 住み始めて今年で3年半になりま
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く