ブラジル・サンパウロで、地方選の投票所で票を投じる人(右、2020年11月15日撮影)。(c)NELSON ALMEIDA / AFP 【11月17日 AFP】ブラジルで15日、統一地方選の投開票が行われ、トランスジェンダーの候補者が次々と当選した。出生時の名前ではなく自身の選んだ名前での立候補が許された初めての選挙となった今回、当選者らは歴史的な勝利を祝った。 ブラジルの最大都市サンパウロ(Sao Paulo)で当選を果たしたトランスジェンダーのエリカ・ヒルトン(Erika Hilton)氏はツイッター(Twitter)に「私たちが勝った! 黒人のトランス女性が市議会議員に選ばれた。史上初めてだ」と投稿した。ヒルトン氏は左派の社会主義自由党(PSOL)から出馬した活動家。ヒルトン氏は同じく同市で当選を果たしたトランスジェンダーのタミー・ミランダ(Thammy Miranda)氏とともに、