米メリーランド州グレンウッドの自宅で、AFPのインタビューに応じるアフガニスタン系米国人の歴史学者バハル・ジャラリ氏(2021年9月24日撮影)。(c)SAUL LOEB / AFP 【9月26日 AFP】アフガニスタン系米国人の歴史学者が、色鮮やかなアフガン女性の伝統衣装を伝える活動をソーシャルメディアで展開している。黒一色の衣服に身を包み、顔も黒いベールで覆ったアフガン女性たちが今月、首都カブールの大学でイスラム主義組織タリバン(Taliban)を支持する集会に出席する写真を見たことがきっかけだ。 「あれがアフガンの伝統的な服装だと世界で認識されてしまうのではないかと、とても心配になった」と、米ロヨラ大学メリーランド校(Loyola University Maryland)で中東の歴史を教えるバハル・ジャラリ(Bahar Jalali)客員准教授(56)は語る。「私たちの伝統と文化が誤