岡山県井原市のJAXA美星スペースガードセンターで、「はやぶさ2」が探査した小惑星Ryugu(リュウグウ)の観測に成功しました。リュウグウは現在地球に近づきつつあり、この時のリュウグウの明るさは約16.7等級でした。 「はやぶさ2」は2019年11月にリュウグウを出発し、地球へ向けて順調に航行を続けています。今年の12月6日には、再突入カプセルが地球に帰還する予定です。一方、リュウグウは12月末に地球から約900万kmの距離まで接近し、また離れていきます。 JAXA美星スペースガードセンター口径50cm望遠鏡で観測した小惑星リュウグウ。16.7は明るさ(等級)、162173はリュウグウの小惑星番号を表している。 クレジット:JAXA 撮像:日本宇宙フォーラム/日本スペースガード協会