タグ

健康と先端技術に関するarajinのブックマーク (20)

  • 若い血液で若返り? マウス実験で確認

    (CNN) 若いマウスの血液には、年を取ったマウスの脳や筋肉の組織を若返らせる効果があるという研究結果が、科学誌サイエンスや医学誌ネイチャー・メディシンに発表された。この分野の研究が進めば、心疾患や神経疾患、筋萎縮といった症状の治療に道が開けると期待されている。 米ハーバード幹細胞研究所の研究チームは、ヒトとマウスに共通するタンパク質の「GDF11」に着目した。このタンパク質は加齢に伴い減少することが分かっており、マウスを使った実験では、GDF11の濃度を高めると、傷ついた筋肉の回復力が復活することが分かったとしている。 同タンパク質によって高齢マウスの筋肉構造が改善され、棒を引き寄せる力が強くなるなどの効果も確認されたという。 研究チームはヒトの20歳に相当する生後2カ月のマウスと、65~70歳に相当する2歳のマウスを手術で同じ循環系に結合する実験も行った。 しかし外科的に結合しなくても

    若い血液で若返り? マウス実験で確認
  • 虫垂は無用の長物にあらず、免疫に重要

    右下腹部の盲腸から細く伸びる虫垂は長く、体にとって不必要な組織と考えられてきた。虫垂炎を起こしやすいため、開腹手術であらかじめ切除してしまうこともあったくらいだ。しかし、虫垂はリンパ球が集まる場所で、何らかの免疫の機能を担っている可能性も考えられていた。 研究グループは、免疫系が発達していない無菌マウスの虫垂を切除して、その後に、腸内細菌を定着させて、免疫系の発達を調べた。虫垂を切除したマウスでは、大腸でIgA産生細胞の増加が著しく遅れていた。IgAは腸内細菌叢のバランスの維持を担う重要な抗体とされている。虫垂切除マウスでは、虫垂があるマウスに比べて、腸内細菌叢のパターンが崩れていることもわかった。 次に、虫垂リンパ組織のIgA陽性細胞がどこに向かうかを調べたところ、小腸と大腸に移動することを確かめた。ヒトでも、虫垂の切除で炎症性腸疾患になりやすくなることが報告されている。 竹田潔教授は「

    虫垂は無用の長物にあらず、免疫に重要
    arajin
    arajin 2014/04/13
    「虫垂を切除したマウスでは、大腸でIgA産生細胞の増加が著しく遅れていた。IgAは腸内細菌叢のバランスの維持を担う重要な抗体とされている。」「ヒトでも、虫垂の切除で炎症性腸疾患になりやすくなる」
  • 47NEWS(よんななニュース)

    甲府市の夫婦殺人放火事件、当時19歳の被告に死刑判決 「特定少年」に初の死刑判決、責任能力を認定・甲府地裁

    47NEWS(よんななニュース)
  • 中央大、製造しやすくて常温で長持ちして血液型を選ばない人工血液を開発

    中央大学は5月13日、「人工酸素運搬体(赤血球代替物)」として、ヘモグロビンに血清タンパク質「アルブミン」を結合させた構造の明確な「ヘモグロビン-アルブミン クラスター」を開発し、その立体構造の詳細を明らかにすると共に、得られた製剤が生理条件下(pH7.4、37℃)で酸素を安定に輸送できることを実証したと発表した。 成果は、中央大 理工学部応用化学科の小松晃之教授らの研究チームによるもの。研究の詳細な内容は、4月29日付けで米国化学会誌「Biomacromolecules」にオンライン掲載された。 輸血液の代替物となる人工酸素運搬体の実現は、次世代医療における重要課題の1つとして位置づけられているところだ。特に日では、1つは大規模災害時における輸血液の大量需要から、もう1つは少子高齢化による献血者人口の減少に伴う慢性的な輸血液不足への懸念から、血液型に関係なくいつでもどこでも使用できる人

    中央大、製造しやすくて常温で長持ちして血液型を選ばない人工血液を開発
    arajin
    arajin 2013/05/16
    「しかし、不均一な構造であることや、血圧上昇などの副作用といった問題を解決できず、2013年4月時点で認可された製剤はない。」
  • 細胞をひも状に培養 立体化も NHKニュース

    神経や筋肉などの細胞をそれぞれの働きを保ったまま1メートル以上のひも状に培養する技術を東京大学のグループが開発しました。織ったり、巻いたりして立体化することにも成功し、医療への応用が期待できるとしています。 東京大学生産技術研究所のグループは新たな医療材料の製造法として、細胞を、体の中で周りにあるたんぱく質と混ぜ合わせるなどし、ごく細長い筒に流し込んで培養する技術を開発しました。 直径0.2ミリ、長さ1メートル余りのひも状になった細胞を詳しく調べたところ、神経の細胞はネットワークを形づくって電気信号を伝えていたほか、筋肉の細胞は伸縮運動を繰り返し、血管の細胞はチューブ状になるなど、それぞれの働きや形態を保っていた、ということです。 また、糖尿病のマウスを使った実験ですい臓の細胞をひも状にして、移植したところ血糖値が大きく下がって正常になった一方で、ひも状にしないで移植した場合は血糖値に大き

  • 酔っ払いが一瞬でシラフになる「新薬」 米研究チームが実験成功、実用化なるか

    米国の研究チームが、酒に酔った状態を瞬時に覚ます方法を実験し、成果を挙げた。2種類の酵素を混ぜてマウスに注射したところ、血中のアルコール濃度が急激に低下したとの報告だ。 研究者たちは、将来はアルコールを解毒するために服用する飲み薬の開発につなげたいと意気込んでいる。 ビール中びん1アルコールは3~4時間残る 酔い覚ましの研究成果は、米マサチューセッツ工科大学が所有する独立系の科学技術メディア「MITテクノロジーレビュー」が2013年2月17日に報じた。米カリフォルニア大学ロサンゼルス校や南カリフォルニア大学など複数の教育機関の研究者がチームを結成。数種類の酵素を超微細なナノサイズのカプセルに詰め、機能的な酵素複合体の開発に取り組んできた。 今回の実験では、2種類の酵素を入れた超小型カプセルをマウスに注射して経過を観察した。結果は、注射しなかったマウスと比べて血中アルコール濃度が急速に下

    酔っ払いが一瞬でシラフになる「新薬」 米研究チームが実験成功、実用化なるか
  • 山中・京大教授にノーベル賞 iPS細胞の作製 - 日本経済新聞

    【パリ=竹内康雄】スウェーデンのカロリンスカ研究所は8日、2012年のノーベル生理学・医学賞を、生物のあらゆる細胞に成長できて再生医療の実現につながるiPS細胞を初めて作製した京都大学教授の山中伸弥iPS細胞研究所長(50)と、ジョン・ガードン英ケンブリッジ大名誉教授(79)の2人に贈ると発表した。日人のノーベル賞受賞は10年に化学賞を受けた根岸英一・米パデュー大学特別教授と鈴木章・北海道

    山中・京大教授にノーベル賞 iPS細胞の作製 - 日本経済新聞
  • [書評]最新型ウイルスでがんを滅ぼす(藤堂具紀): 極東ブログ

    癌の標準的な治療は3つある。三大治療法とも言われる。病巣を手術によって除去する外科療法、抗がん剤を用いる化学療法、放射線によってがん細胞を殺傷する放射線療法。癌の種類やステージによって有効な治療法の選択は異なる。こうした説明を聞いて、ふーんと思う人は、おそらく幸いである。 書「最新型ウイルスでがんを滅ぼす」(参照)では、この三大治療法は「この三十年以上、進歩がありません」と書かれている。著者は臨床医であり、臨床医からするとそれが実感なのだろうと察するとともに、非固形癌治療や分子標的治療は進歩した面もある。それでも、この30年間に癌について革新的な治療法が出現したとは言い難い。免疫療法など第四の治療法も模索されているが大きな成果はないと言ってもよいだろう。書の、ウイルスを利用する治療法も客観的に見れば現在その段階にある。しかし、書には大きな期待が持てそうだ。 書名には「最新型ウイルス」

  • 目のサイボーグ化による失明治療が世界で初めて成功 : 痛いニュース(ノ∀`)

    目のサイボーグ化による失明治療が世界で初めて成功 1 名前: カペラ(岡山県):2012/05/05(土) 05:54:09.70 ID:wKsIGa0C0 目の見えない人にとっては、これ以上ない明るいニュースです。ロバート・マクラーレン医師率いるイギリス・オックスフォード大学の外科医チームが世界初となる眼球のインプラント治療に成功しました。治療を受けたクリス・ジェームズさん(54歳)は、10年ぶりに見た光景「光の爆発だった」といいます。 今回治療が行われた患者は、クリス・ジェームズさんとイギリスの有名プロデューサーのロビン・ミラーさん(60歳)の2人。3mm四方のマイクロチップを、眼球の奥にある網膜に埋め込むという手術が行われました。 2人は、網膜色素変性症と呼ばれる症状に陥っていました。これは眼科疾患の1つで、中途失明の3大原因の1つとされています。数千人に1人の頻度で起こるとされてお

    目のサイボーグ化による失明治療が世界で初めて成功 : 痛いニュース(ノ∀`)
  • asahi.com(朝日新聞社):ニキビの原因・アクネ菌で皮膚がん撃退に成功 三重大 - サイエンス

    印刷 アクネ菌を使ったがん細胞抑制の仕組み  ニキビの原因となるアクネ菌を皮膚がんの一種・悪性黒色腫に投与し、白血球を集めてがん細胞の増殖を抑える動物実験に、三重大大学院医学系研究科の山中恵一講師(42)のグループが成功した。  実験では、アクネ菌と戦う性質を持つ白血球が、がん細胞とも戦う効果がある点に着目。アクネ菌をがん細胞に投与すれば、白血球がアクネ菌を攻撃するために集まり、その白血球ががん細胞を攻めて、消失させると考えた。  マウスの腹にがん細胞の悪性黒色腫を入れ、ヒトのアクネ菌を投与。投与の回数や時期に応じて複数のパターンを試したところ、悪性黒色腫を入れた直後と14日目の2度投与すると、28日目にはほぼすべてのがん細胞が消滅した。アクネ菌も消えた。 続きは朝日新聞デジタルでご覧いただけます朝日新聞デジタルでは、以下のような関連記事も読めます。登録はこちら不足なき人生 しかし寂しさも

    arajin
    arajin 2011/12/31
    「ニキビの原因となるアクネ菌を皮膚がんの一種・悪性黒色腫に投与し、白血球を集めてがん細胞の増殖を抑える動物実験に成功した。 」
  • 多剤耐性菌の「耐性」ナゾ解明

    引用元:朝日新聞 多くの抗生物質が効かない「多剤耐性菌」は、何種類もの薬をどのように認識してはねつけるのか。そのしくみを大阪大産業科学研究所の山口明人教授らのグループが解明した。細菌の耐性化を防ぐ治療薬の開発につながると期待される。28日付の英科学誌ネイチャーに掲載された。 グループは、細菌の表面にある細胞膜に、薬を異物と認めて外にはき出す働きをするたんぱく質があるのを見つけ、その構造を研究してきた。今回、このたんぱく質には、薬がくっつく部位が2種類あることを新たに確かめた。それぞれに複数の「鍵穴」があり、その組み合わせによって、多様な薬を異物として見極めているという(下略)2 :名無しのひみつ:2011/11/29(火) 09:10:42.20 ID:m9UFHT9J 結核の薬にも応用できるのか? 81 :名無しのひみつ:2011/11/30(水) 10:34:20.74 ID:EiE+

    多剤耐性菌の「耐性」ナゾ解明
  • 新薬開発「日本は無力」…国の推進役、米大学へ : 科学 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    発の画期的な医薬品作りを目指す内閣官房医療イノベーション推進室長の中村祐輔・東京大学医科学研究所教授(59)が、室長を辞任して来年4月から米シカゴ大学に移籍することが12日わかった。 中村教授は今後、米国を拠点に、がん新薬などの実用化を目指すという。国の旗振り役が国内での研究開発に見切りをつけた格好で、波紋を呼びそうだ。 同推進室は今年1月、仙谷由人官房長官(当時)の肝いりで、ノーベル化学賞受賞者の田中耕一さん(52)らを室長代行に迎えて発足。省庁の壁を取り払い、国家戦略として医療産業の国際競争力を強化するための司令塔となることを目指した。 ところが、発足直後に仙谷長官は退任し、10月の第3回医療イノベーション会議には、それまで出席していた経済産業省や内閣府の政務三役も欠席。今年度の補正予算や来年度の予算案策定でも、各省庁が個別に予算要求を出すだけで、「日全体の青写真を描けなかった」

  • 101歳からiPS作ったら、若返り効果も抜群 : 科学 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    101歳から採取した、活発に細胞分裂をしない細胞から様々な種類の細胞に変化できるiPS細胞(新型万能細胞)を作製することに、仏モンペリエ大学のチームが初めて成功した。 高齢者の再生医療、細胞の若返りにつながる成果で、研究チームは、米生物学誌に発表した。 細胞は約50回ほど分裂して寿命を迎える。染色体の端にあり、細胞の寿命に関わる「テロメア」が分裂のたびに短くなるためだ。高齢者の細胞はテロメアが短い割合が高く、テロメアが短い細胞ほどiPS細胞が作製しにくいことが知られている。 研究チームは、京都大の山中伸弥教授がiPS細胞開発に使った4種類の遺伝子(山中因子)に、「Nanog」と「LIN28」という2種類の遺伝子を加えると、高齢者のiPS細胞の作製効率が3倍に向上することを確認。 この6遺伝子を、92~101歳の4人の皮膚細胞に導入したところ、いずれもiPS細胞になり、軟骨や筋肉、神経などの

  • 最新式「人工眼」が成功、歩き回るほどにも視力回復

    【11月11日 AFP】ドイツの医師チームが3日、網膜下に埋め込む最新式の「人工眼」によって、進行性疾患で中途失明した患者の視力を劇的に回復することに成功したと発表した。 手術を受けて「人工眼」を装着した被験者3人は全員、物やその形を認識することができるようになり、そのうち1人は部屋の中を歩き回ったり、時計を読んだり、7段階の灰色のグラデーションを見分けることさえもできた。 学術専門誌「英国王立協会紀要(Proceedings of the Royal Society B)」に発表論文を掲載した同協会は、「電気視覚人工器官における画期的な前進。網膜色素変性によって視力を失った世界の20万人の生活に革命をもたらすだろう」と賞賛した。網膜色素変性は、眼球の後ろの網膜にある光受容器が徐々に機能しなくなる進行性の疾患だ。 外科分野では過去7年にわたって、人工器官を網膜に埋め込み、眼鏡に装着した極小

    最新式「人工眼」が成功、歩き回るほどにも視力回復
    arajin
    arajin 2010/11/15
    「7段階の灰色のグラデーションを見分ける」「1500個の光センサーからなるマイクロチップ」「38×40ピクセル」
  • asahi.com(朝日新聞社):iPS細胞と同じ手法 肝臓の幹細胞ができた 国立がん研 - サイエンス

    あらゆる細胞に分化するiPS細胞(人工多能性幹細胞)を作るときと同じ手法で、人間の肝臓細胞のもとになる幹細胞を作ることに、国立がん研究センターのグループが成功した。培養が難しい肝臓の細胞を、幹細胞から大量に増やせるので、薬の安全性試験や肝炎ウイルスの研究などに応用できるという。同じ手法なのに、iPS細胞とは別のものができた詳しいしくみはわかっていない。  同センターの石川哲也・がん転移研究室長が24日、大阪市で開かれている日癌(がん)学会で発表した。  石川さんは人間の皮膚や胃の細胞に、iPS細胞をつくるときと同じOct3/4、Sox2、Klf4という三つの遺伝子をウイルスなどを使って入れ、培養した。すると、アルブミンなどのたんぱく質を作り出す肝臓細胞の特徴を備え、しかも無限に増殖する能力を持つ幹細胞ができたという。この細胞を「iHS細胞(誘導肝幹細胞)」と名付けた。肝臓の細胞は体外で増

  • 解説委員室ブログ:NHKブログ | おはよう日本「おはようコラム」 | ここに注目! 「再生医療に有望新人登場」

  • asahi.com(朝日新聞社):小型カメラが網膜代わり 眼球裏に電極、脳に情報送る - サイエンス

    目が見えない人の脳に、小型カメラで撮影した画像を送り、視力を回復させることに大阪大学の不二門尚(ふじかど・たかし)教授(感覚機能形成学)の研究グループが国内で初めて成功した。動く物の位置がわかるようになったという。効果と安全性を確かめ、3年以内にはつえなしで歩ける装置を作りたいという。  研究に参加したのは、網膜色素変性症の女性(72)。15年ほど前から網膜が損傷し始め、最近は明るさがぼんやりとしかわからないほどまで視力が低下した。  研究グループは、女性の左眼球の裏側に、7ミリ四方の電極チップを手術で埋め込んだ。外の世界の様子を額につけた小型カメラで撮影。画像処理装置を通してから、耳の後ろに埋め込んだ電力・画像データ受信装置に電波で画像を送り、電極が視神経を電気刺激して脳に伝える仕組みだ。  4月27日に行われた試験では、黒い幕の前に置かれた白いはし箱を研究者が動かすと、女性はその位置を

  • 夢破れしアイスランド、そしてゲノム創薬: 極東ブログ

    アイスランドの国家経済は実質破綻し、同国第2位の銀行であるランズバンキ銀行も国有化された。同銀行の子会社で経営破綻したオンライン銀行アイスセーブの預金者について、アイスランド国民については一部補償されるものの、英国とオランダからの預金(債務)約50億ドル(約4500億円)はどうするか。議会は15年の返済を保証するとしたが大統領は承認を拒否し、6日国民投票が行われた。結果は予想通り否決された。預金の保護は英国とオランダが肩代わりすることになる。アイスランドの国際的な信用は低下するだろうし、現政権の維持も難しくなるだろう。EUとしても問題にはなる。が、アイスランドの人口は32万人ほどで、人口の規模だけでいうなら中野区くらいなものである。規模的には世界経済に深刻な影響を与えようもない。アイスランドの問題で、私が気になっていたのは、ゲノム創薬の先端を走っていた同国のデコード・ジェネティックス(de

  • asahi.com(朝日新聞社):最大のたんぱく質の構造解明 感染症・がん新薬に期待 - サイエンス

    最大のたんぱく質の構造解明 感染症・がん新薬に期待2009年1月16日6時12分印刷ソーシャルブックマーク 構造が分かった巨大たんぱく質のイメージ図=兵庫県立大提供 兵庫県立大、大阪大のグループは、生物の細胞内で最大のたんぱく質「ボルト」の構造を大型放射光施設スプリング8(兵庫県佐用町)で解明した。ボルトは細菌に対する免疫や、抗がん剤が効かなくなる仕組みに関係しており、治療薬の開発に応用が期待される。16日付の米科学誌サイエンスで発表する。 ボルトは1986年にネズミの肝臓から発見されたラグビー型の輪郭をもつたんぱく質。脊椎(せきつい)動物などの細胞内にある。分子量は一般的なたんぱく質の100〜1千倍ほどにあたる約1千万で、知られている細胞内のたんぱく質としては最大で、詳しい形はなぞだった。 兵庫県立大の月原冨武特任教授らは、スプリング8の非常に強いX線を1分間あてることで構造を解明した。

    arajin
    arajin 2009/01/16
    スプリング8の成果
  • 「カーボンナノチューブでも中皮腫」――アスベスト同様との論文

    ナノ素材として期待がかかるカーボンナノチューブだが、ある種のチューブを吸引した場合、アスベスト(石綿)と同様に作用し、悪性中皮腫を引き起こす可能性がある――英・米の研究者らが5月20日、このような研究結果を発表した。 長繊維状のカーボンナノチューブは、構造がアスベストファイバーの構造と似ているだけでなく、その作用も酷似しているという結果が出たという。 英エディンバラ大学のケネス・ドナルドソン教授らは、長繊維状と短繊維状のカーボンナノチューブ、長繊維状と短繊維状のアスベストファイバーを、それぞれマウスの腹腔に注入した。その結果、長繊維状のカーボンナノチューブは、長繊維状のアスベストファイバーと同様の作用を示した。長繊維状のアスベストファイバーは肺に深く浸透し、長さがあるために肺の自浄作用で除去することができず、肺がんや悪性中皮腫を引き起こしてしまう。 ただし、大気中のカーボンナノチューブが吸

    「カーボンナノチューブでも中皮腫」――アスベスト同様との論文
  • 1