日本は来年には単身世帯が全体の40%を超えると予想されています。日本はどう対応すべきか、経済・社会福祉の面から求められる取り組みについて考えます。
皆さまがお元気であることを信じてやまない2021年の秋。 今回、久しぶりのブログのため、力が入っており、めちゃ長です。 全部読むのに12分はかかるので、心してお読みくださいませ。 吉報です。 長い修行の末、とうとうバッタを退治する必殺技を編み出しました! (殴っているフリです。植物を痛めつけるようなことはしておりません) 私の正拳突きでも愛するバッタを叩き潰すことは可能ですが、彼らは空を飛ぶため、私のこぶしは彼らに届きません。 そこで、彼らの繁殖行動を研究し、その習性を逆手に取って、バッタをやっつけ放題になる状況を突き止めました。 研究内容に触れる前に、まずは今回の研究を実行するための私の心構えを先に説明いたします。 私は今、婚活中で、異性との出会いに大変興味があります。 出会うだけではダメです。相手に気に入ってもらい、そして私も相手を気に入るという、マッチングも望んでいます。 さらに、ゆ
新型コロナの陰で、バッタが大発生しています。国連食糧農業機関(FAO)は「生活と食料安全保障に危機的な結果をもたらす可能性がある」と警告を出しました。 空を真っ黒に覆い、大地を食い荒らすサバクトビバッタ。日本人でただ1人、その生態を研究し、防除技術の開発に取り組んでいる昆虫学者で通称「バッタ博士」の前野浩太郎先生(国際農林水産業研究センター研究員=40)に聞きました。 ◇ ◇ ◇ -FAOの「ローカスト・ウオッチ」(注1)を見ると、バッタは再びパキスタンやインドに襲来したり、サハラ砂漠の南に沿って西アフリカのモーリタニアにまで向かうのでしょうか 「サバクトビバッタは自力で飛ぶ能力が高い上、風に乗って飛んでいく習性があります。風に乗れば(幅が約300キロある)紅海もひとっ飛びしている可能性が高いと思います。風向き次第ですから、完全に予測することはできませんが、サイクロン(注2)の動向
干ばつのため大部分で流水がなくなったジンバブエとザンビアの国境に位置するビクトリアの滝(2019年11月13日撮影)。(c)ZINYANGE AUNTONY / AFP 【12月13日 AFP】アフリカ南部がここ数十年で最悪の干ばつに見舞われるなか、ジンバブエとザンビアの国境に位置する「ビクトリアの滝(Victoria Falls)」が干上がりつつあると多くのメディアが報道し、不安が広がっている。 この騒動のきっかけとなったのは、ユーチューブ(YouTube)に投稿された動画だ。動画にはザンビアのリビングストン(Livingstone)から見たビクトリアの滝の長く続く断崖の地肌がむき出しになっている様子や、雨乞いをしているという女性の姿が捉えられていた。 しかし、この動画とその後のメディアの報道は例年水流に影響を与えている乾期についてきちんと伝えておらず、滝の水流はジンバブエ側の方がずっと
令慈 @lazie_rage 大したことじゃないけど。 昨日電車で読書してたら向かいに座ってたアフリカ系とアジア系の女性に声かけられて。アジア系の方が通訳するには「大変失礼ですけど何を読んでらっしゃるんですか」「スマホ見てる人ばかりの中で読書されてるので気になって」と。で、カバーを外して河出文庫版の(続く) 2019-08-29 22:23:03 令慈 @lazie_rage チママンダ・ンゴズィ・アディーチェ『なにかが首のまわりに』を見せたらアフリカ系の女性が急に泣きだして。どうしたのかと尋ねてみるとどうやらその方はナイジェリア人だそう。日本人にナイジェリアの女性の苦悩を少しでも知ってもらえて嬉しい、ありがとう、と何度も言われた。(続く) 2019-08-29 22:27:10
ネット界隈の経済論壇ではちょっとづつMMT信者が増えてきており、存在感が薄くなりつつあるリフレ派なのだが、それでも信仰の強い人々はいる。昨日はここ10年間のジンバブエの経済成長率を引き合いに出して、比較すると日本の成長率が低いと、日本の財務省を非難していた。曰く「職員に最低限の知識がない」そうだ。 ジンバブエは一人あたりGDPが2000ドル未満の国で、技術援助を受けるだけで成長が望め、さらに人口増加をしている国であり、日本と比較するのはどうかと思うが、ジンバブエの経験からも学べることはある。2008年までマイナス成長であり、2009年からプラス成長なのだが、ハイパー・インフレーション*1は2008年までであった。2009年以降は7%を超えるインフレは記録されていない*2。 ジンバブエ・ドルの通貨価値がゼロにほぼ収束して、公的支出を含めて外貨が扱われるようになったのだが*3、ジンバブエ政府は
ニューデリー(CNN) アフリカや中南米で作物に壊滅的な被害をもたらしている害虫が、インドで新たに発見され、インド国内やアジアの農業に影響が及ぶことへの懸念が強まっている。 問題になっているのはトウモロコシなどの作物を食い荒らす「ツマジロクサヨトウ」という害虫。当局によると、インド南部カルナタカ州で確認されたほか、隣接するタミルナドゥ州の農業大学のキャンパスでは、トウモロコシの約15~20%でツマジロクサヨトウの痕跡が見つかった。 アフリカでは十数カ国に被害が広がり、ジンバブエでは作物の70%に被害が出た地域もある。国際農業生物化学センター(CABI)や英国際開発省によると、ツマジロクサヨトウによるアフリカ諸国の被害額は、24億~61億ドル(約2672億~6792億円)に上る見通し。 インドの被害が東部の近隣諸国に拡大するのは確実だとCABIは予想する。バングラデシュ、ミャンマー、ラオス、
<中国からの孔子平和賞辞退が老朋友(古くからの友人)の亀裂の序章だった――アフリカ版「反帝運動」と中華帝国の衝突が招いた政変の真実> かつて「孔子平和賞」にも選ばれた国家元首が中国の謀略によって失脚に追い込まれた。 11月21日、アフリカ南部ジンバブエのムガベ大統領が辞任。80年の建国時から37年間にわたって国を支配したムガベは、欧米から「世界最悪の独裁者」と呼ばれた。だが中国にとっては愛すべき、古くからの友人「老朋友」。「人類の平和構築に大きく貢献した功績」から、15年に孔子平和賞の受賞者に選ばれた。 孔子平和賞は、人権活動家・劉暁波(リウ・シアオポー)へのノーベル平和賞授賞に反発した中国が「欧米の粗暴な内政干渉に反対し、真の平和理念を実現する」として10年に創設。ロシアのプーチン大統領など強権的な政治家に「独裁奨励賞」として授与されてきた。 ただ、当のムガベは喜ぶどころか、最も価値のな
スポンサーリンク バッタを倒しにアフリカへ (光文社新書) 作者: 前野ウルド浩太郎 出版社/メーカー: 光文社 発売日: 2017/05/17 メディア: 新書 この商品を含むブログ (18件) を見る もうだいぶ前から評判になっているので手にとってみたが、たしかにこれは一度読みだしたらやめられない本だ。日本とは全く異なるモーリタニアの生活習慣も興味深いし、バッタの孤独相と群生相の違いなど、他では得られない知識も得られる。何より、クライマックスで「神の罰」と言われるバッタの大群と著者が対峙するシーンは感動的だ。およそバッタにもアフリカにも興味がない読者でも、間違いなく楽しめる一冊だと思う。 d.hatena.ne.jp しかしながら、こちらのエントリを読んだあとに改めて本書を読んでみると、そこで浮かび上がってくるのは「やりたいことと稼ぐことを一致させる困難さ」だった。著者の前野ウルド浩太
ジンバブエのムガベ大統領(93)が2017年11月21日(現地時間)、辞任したことが明らかになったとロイター通信などが報じた。37年にわたる独裁的な政治が終わる。 ムガベ氏は1980年のジンバブエ独立に尽力して「英雄」と称えられたが、国の実権を握るなど独裁者との批判もあった。2018年の大統領選挙を前に後継に注目が集まっていたが、浪費癖が指摘されている妻、グレース氏(52)に権力移譲の意思を示したことで批判が続出。17年11月15日から辞任を求める事実上のクーデターが起こり、ムガベ氏は軍によって約1週間軟禁状態に置かれていた。それでも辞任要求に応じようとしなかったため、与党が議会に弾劾決議案を提出。直後に辞任を表明した。
(CNN) ジンバブエ軍を率いるチウェンガ司令官の中国訪問は、平時であれば異常とは見なされない。ジンバブエにとって中国は最大の投資国であり、長年の同盟国でもある。 しかしチウェンガ司令官が中国から帰国した数日後、ジンバブエの首都ハラレで同司令官率いるジンバブエ軍が政変を起こして実権を握り、ムガベ大統領を自宅軟禁状態に置いた。 この経緯からチウェンガ司令官の中国訪問に注目が集まり、同司令官がムガベ大統領に対する行動について中国政府による暗黙の了解を求めたのではないかという臆測が浮上している。 中国のジンバブエ介入は1970年代にさかのぼる。独立を求めて戦っていたムガベ氏率いるゲリラ部隊に対し、中国はひそかに武器弾薬や資金を供給した。その後も中国は経済的、政治的にジンバブエ支援を続け、幅広い分野に集中投資を行って主要インフラプロジェクトを後押ししている。 このため中国は、ジンバブエが政情不安に
ヨーロッパとアフリカのテロ死亡者数の比較が「イメージと違う!」と海外で話題に テロのニュースを耳にする頻度は増えましたが、今年だけでどのくらいの人数が、そしてどの地域でテロは起きているのか、具体的に把握している人は少ないかと思います。 2017年に起こったテロによる死者数を、ヨーロッパとアフリカで比較した図が、海外で「意外な結果」だと話題を呼んでいました。 People killed in terrorist attacks in 2017: Europe vs Africa 青:ヨーロッパ 赤:アフリカ ニュースを耳にする印象だと、ヨーロッパのほうが多いとさえ感じますが、圧倒的にアフリカが多いのです。 こんなに大勢の人がアフリカで亡くなっていたとは……。 メディアや世間の関心がアフリカよりもヨーロッパに強いのだと実感します。 この図に対する、海外掲示板のコメントをご紹介します。 ●アフリ
皆さん、ブログ見ていただきありがとうございます。 アフリカ会計士の優雅です。 皆さんの中にはきっと、私に対してこう思っている方がいらっしゃるでしょう。 「こいつは、きっとアフリカの物価が安いことを利用して、金を貯めている輩だ。なんて嫌なやつだ。ブログ見んとこ。」 と。 今日はこの偏見にモノ申します。 実際、色々な人からアフリカって物価安いでしょ?と言われます。 これは半分正解、半分間違いです。 結論から言いますと、 独身の方で、田舎で活動するような方でしたら、コストはかなり抑えられると思います。 しかしね、家族で来ていて、首都に住んでいるような場合には、コストはむしろ日本より高いですから。 ルワンダの生活費の実態を、 ①日本より明らかに安いコスト ②日本と同じくらいのコスト ③日本より明らかに高いコスト ④アフリカ特有のコスト の観点からご紹介します。 ①日本より明らかに安いコスト 果物・
こんにちは。日本植物燃料株式会社、代表の合田です。 今回は、前回に引き続き、モザンビークで「バイオディーゼル事業」に着手したところからの話です。 バイオディーゼル燃料事業を成立させるためには「生産」と「販売」の2つが課題です。 ですから何よりもまず、私たちは「バイオディーゼル燃料」を安定して生産できなければなりませんでした。 そこで、前回も少し触れましたが、ヤトロファの種を現地の人に提供しました。 今利用している農地にヤトロファを植えてもらうことはできませんが、今ある畑の脇に「柵」としてヤトロファを植えてもらい、収穫したヤトロファは私たちが買い取り、加工して燃料とします。 「組合」と言う形態をとりながら、1万人の農民たちに協力してもらい、なんとか私たちはモザンビークでバイオディーゼル燃料の原料となるヤトロファを栽培し、燃料を作り出すことはできるようになりました。 ですが、もちろんそれだけで
南アフリカの火力発電システム工事をめぐり、三菱重工業と日立製作所が火花を散らしている。三菱重工は2017年1月、事業のパートナーである日立に対し、工事で発生した損失として約7634億円を請求。16年3月に請求していた額から一気に倍増させた。日立は応じない構えで、事態は泥仕合の様相を呈している。 「請求は正当な権利の行使」(三菱重工)。「法的根拠に欠けるため応じられない」(日立)。両社が2月8~9日、損失請求について公表した文書は、真っ向から対立する内容だった。 南アフリカの火力発電所向けボイラー建設事業が発火点 三菱重工と日立は2014年、火力発電システム事業を統合し、三菱重工が65%、日立が35%を出資して「三菱日立パワーシステムズ(MHPS)」を発足させた。新興国での受注拡大に向け、米ゼネラル・エレクトリック(GE)や独シーメンスなど世界大手と戦う体制をつくることが狙いだった。 華々し
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