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恋愛という形式と書評と歴史に関するcrowserpentのブックマーク (2)

  •  『金色夜叉』に非モテの源流を見たよ。 - Something Orange

    尾崎紅葉の『金色夜叉』を読んでいます。 金色夜叉 (新潮文庫) 作者: 尾崎紅葉出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1969/11/12メディア: 文庫 クリック: 25回この商品を含むブログ (26件) を見る 尾崎さんちの紅葉さん、いまとなってはほとんど読むひとのいない作家だけれど、明治時代には最大最高のベストセラー作家でした。 その代表作が『金色夜叉』。「ダイヤモンドに目がくらみ〜」という一句を耳にしたことがあるひとも多いのではないでしょうか? 実はぼくもその一節だけ知っていました。 ところが、この台詞、小説をもとにした歌謡曲に出てくるもので、原作には登場しないんですね。 あと、 「來年の今月今夜は、貫一は何處(どこ)で此月(このつき)を見るのだか! 再來年(さらいねん)の今月今夜……十年後(じふねんのち)の今月今夜……一生を通(とほ)して僕は今月今夜を忘れん、忘れるものか、死んでも

     『金色夜叉』に非モテの源流を見たよ。 - Something Orange
  • Ohnoblog 2 - 日本の純愛史 2

    人が初めて「恋愛」という言葉に出会ったのは、明治時代である。 その頃恋といえば、元禄あたりからずっと続いていた男の「色道」を指していた。男の「色道」の相手は"素人"つまり堅気のお嬢さんではなく、"玄人"。芸者、女給、踊りの師匠、女優の卵などと「ホレたハレた」をやるのが、明治の紳士の「粋」な遊び方。気でのめり込むのは無粋であり、素人を口説くなど野暮天のすることだとされていた。 玄人女性と恋のゲームやセックスを楽しんだ後で、いいとこの身持ちの固い女を嫁にもらう。時には、レジャー用だった玄人女と恋仲になり、金を積んで身請けしてやり正に迎えることもある。こういう風習は戦後まで一部で生き続けた。 さかのぼると、恋の歌を詠んで贈ったり贈られたりの色恋文化は中世の貴族階級で栄えたが、武士が台頭した近世からはそういうみやびな風習は廃れ、恋にうつつを抜かすより家同士の利害を巡った政略結婚が、上流階級

    Ohnoblog 2 - 日本の純愛史 2
    crowserpent
    crowserpent 2007/11/20
    明治の文学からみる日本の恋愛史。参考記事として言及しました。最終回:http://d.hatena.ne.jp/ohnosakiko/20070327 転載前:http://b.hatena.ne.jp/entry/3651916
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