「形」のある品をプレゼントされた場合だけに感謝するのでは、大人とは言えません。お世話になったり、協力・支援をいただいたりといった、「形」のないケースの感謝も大切です。思いやりやアドバイスなど精神的なフォローを受けたら、感謝をするのは当然のことです。 「親しいから、まあいいか」「長い付き合いだから、改めてお礼を言うまでもない」「私だって世話を焼いているのだから、お返しをされて当然」などというのは傲慢な考え方です。感謝の念は言葉にしなければ伝わりません。 感謝を示すにあたって重要になるのは、どんな言葉で伝えるかです。感謝の言葉というと、「ありがとうございます」「ありがとうございました」「助かりました」「●●さんのおかげです」などがすぐ頭に浮かぶと思いますが、どんな場合でもこういった通りいっぺんの表現で構わないでしょうか? 相手との関係や、年齢、立場などによって、伝えるべき言葉は変わってきます。