20年という時を経れば世の中も大きく変わるものです。JR東日本の駅乗車人員を見るとどうでしょうか。特に近年は新型コロナの影響で、外出控えが叫ばれもしましたが、巨大ターミナル駅にどれほどの影響をもたらしたでしょうか。 不動の新宿駅と池袋駅 JR東日本は各駅の1日の平均乗車人員をランキング形式で公表しています。新宿駅は乗り入れ各線の数字も含めて、しばしば「世界で最も利用者が多い駅」といわれますが、例えばJR東日本の上位5駅を見ると、この20年間でどのような変化があるでしょうか。 拡大画像 首都圏を走る電車(画像:写真AC)。 2000(平成12)年度のランキングでは、5位から順に東京駅(37万人)、横浜駅(38万人)、渋谷駅(約43万人)、池袋駅(約57万人)、トップは新宿駅(約75万人)となっています。 そこから10年経った2010(平成22)年度も順位は全く同じ。東京駅(38万人)、横浜駅