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  • 西村前経産相を任意聴取 安倍派6幹部が不記載への関与否定 | 毎日新聞

    自民党派閥の政治資金パーティーを巡る事件で、東京地検特捜部が、西村康稔前経済産業相から任意で事情を聴いたことが関係者への取材で判明した。最大派閥の清和政策研究会(安倍派)所属の西村氏は2021年10月~22年8月に派閥の事務を取り仕切る事務総長を務めた。特捜部に対し、パーティー券収入のノルマ超過分が派閥の政治資金収支報告書に記載されていない疑いについて、自身の関与を否定したとみられる。 これで、西村氏▽松野博一前官房長官▽高木毅前党国対委員長▽世耕弘成前党参院幹事長▽萩生田光一前党政調会長――の「5人衆」と呼ばれる安倍派5幹部全員が聴取を受けたことになる。

    西村前経産相を任意聴取 安倍派6幹部が不記載への関与否定 | 毎日新聞
  • 完成したはずのトンネルは「張りぼて」 ほぼ全工程やり直しに | 毎日新聞

    完成したはずのトンネルが、ほぼ全てやり直しに――。全国の公共工事でも異例の事態が和歌山県で起きている。トンネル内壁のコンクリートの厚みが規定の10分の1しかないなど「張りぼて」であることが発覚したのだ。トンネル整備は、南海トラフ地震による津波被災時などのアクセス確保が目的。受注業者の負担で工事がやり直されることになったが、使用開始は約2年遅れてしまう。

    完成したはずのトンネルは「張りぼて」 ほぼ全工程やり直しに | 毎日新聞
  • 柿沢未途・前副法相を逮捕 江東区長選巡る買収容疑 東京地検特捜部 | 毎日新聞

    4月の東京都江東区長選を巡る公職選挙法違反事件で、東京地検特捜部は28日、初当選した木村弥生前区長(58)の当選を図る目的で地元区議らに現金を配布したとして、衆院議員で前副法相の柿沢未途容疑者(52)=東京15区、自民党を離党=と秘書4人を公職選挙法違反(買収)容疑で逮捕した。柿沢議員の買収容疑の総額は約260万円に上るとしている。 逮捕された秘書は、伊藤正樹(51)▽柚留木成人(64)▽後藤周(38)▽森川直樹(34)――の4容疑者。伊藤、柚留木の2秘書は公設秘書を務めている。関係者によると、柿沢議員と秘書4人はいずれも買収容疑を否認しているという。 区長選は区議選と同じ日程で投開票され、自民党元衆院議員の木村氏の他に、自民都連が推薦する元都議も出馬して「保守分裂」の構図となった。柿沢議員は木村氏を支援していたとされる。 柿沢議員の逮捕容疑は、秘書5人と共謀して告示約2カ月前の2月ごろ、

    柿沢未途・前副法相を逮捕 江東区長選巡る買収容疑 東京地検特捜部 | 毎日新聞
  • 安倍派、22年に「還流中止」を撤回 一部議員の反発受け | 毎日新聞

    自民党派閥の政治資金パーティーを巡る問題で、最大派閥の清和政策研究会(安倍派)では2022年にパーティー券収入のノルマ超過分のキックバック(還流)を取りやめる方針が示されたものの、一部議員の反発を受けて撤回していたことが関係者への取材で判明した。還流による裏金づくりの仕組みが派閥内で広く認識されていた可能性があり、東京地検特捜部は22年の派閥内での動きを重点的に捜査している模様だ。 安倍派では原則として年1回、政治資金パーティーを開催していた。各議員にはパーティー券の販売ノルマがあり、所属議員がノルマを超えて集めたパーティー券収入と、議員への還流分の支出がいずれも派閥の政治資金収支報告書に記載されていなかったとされる。議員側の収支報告書にも収入として記載されず、直近5年間で約5億円が裏金化していた疑いがある。

    安倍派、22年に「還流中止」を撤回 一部議員の反発受け | 毎日新聞
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    fops 2023/12/27
    ”パーティー開催を翌月に控えた22年4月、派閥側から還流を取りやめる方針が一部の議員に””しかし、既にパーティー券販売を進めていた議員らが反発。その後、中止方針は撤回され、例年通り還流が続けられた”
  • 安芸高田市長の投稿で名誉毀損認定 広島地裁、市に33万円賠償命令 | 毎日新聞

    広島県安芸高田市の山根温子市議(67)が、石丸伸二市長(41)によるうその発言やSNS(ネット交流サービス)への投稿で名誉を傷つけられたとして、市長と安芸高田市を相手取り損害賠償を求めた訴訟の判決が26日、広島地裁であり、光岡弘志裁判長は名誉毀損(きそん)を認め、安芸高田市に33万円の賠償を命じた。 判決によると、石丸市長は2020年10月の市議会全員協議会で、山根市議から「議会を敵に回すと政策が通らなくなりますよ」などとどう喝されたと発言。その後もSNSに同趣旨の投稿を繰り返し、山根市議の社会的評価を低下させた。

    安芸高田市長の投稿で名誉毀損認定 広島地裁、市に33万円賠償命令 | 毎日新聞
  • パー券収入記載「法令違反疑い」 党内弁護士、22年に安倍派へ指摘 | 毎日新聞

    自民党派閥の政治資金パーティーを巡る問題で、清和政策研究会(安倍派)が2022年以降、政治資金収支報告書へのパーティー券収入の記載内容について弁護士から「法令違反の疑いがある」と指摘されていたことが判明した。安倍派の議員が毎日新聞に証言した。安倍派は23年のパーティー開催時に議員側へのノルマ超過分収入のキックバック(還流)を取りやめており、東京地検特捜部は取り扱い変更の経緯や派閥幹部の違法性の認識を慎重に調べるとみられる。 この議員によると、法令違反の指摘を受けたのは22年11月、共産党の機関紙「しんぶん赤旗」が安倍派を含む自民5派閥についてパーティー券収入が過少に記載されている疑惑を報道した後。自民のコンプライアンス担当の弁護士が、安倍派側に対して法令違反の疑いを指摘したという。

    パー券収入記載「法令違反疑い」 党内弁護士、22年に安倍派へ指摘 | 毎日新聞
    fops
    fops 2023/12/23
    ”法令違反の指摘を受けたのは22年11月、共産党の機関紙「しんぶん赤旗」が安倍派を含む自民5派閥についてパーティー券収入が過少に記載されている疑惑を報道した後”
  • 安倍・二階派の会計責任者を立件へ 東京地検特捜部、規正法違反容疑 | 毎日新聞

    家宅捜索のため、清和政策研究会(安倍派)の事務所があるビルに入る東京地検特捜部の車=東京都千代田区で2023年12月19日午後2時46分、藤井達也撮影 自民党派閥の政治資金パーティーを巡る問題で、東京地検特捜部は19日、政治資金規正法違反(不記載、虚偽記載)容疑で最大派閥の清和政策研究会(安倍派)と志帥会(二階派)の両事務所を家宅捜索した。パーティー券収入のノルマ超過分のキックバック(還流)に関する収支を政治資金収支報告書に意図的に記載しなかった疑いがあり、不記載の規模も大きいことから、特捜部は強制捜査が必要と判断した。 直近5年間で安倍派では約5億円が裏金化し、二階派では億単位の収入が不記載となっていた疑いがある。会計処理に関与したとされる両派閥の会計責任者はいずれも不記載とした経緯を特捜部に説明しているとされ、特捜部は両派閥の会計責任者を同法違反で立件する方針とみられる。

    安倍・二階派の会計責任者を立件へ 東京地検特捜部、規正法違反容疑 | 毎日新聞
  • 生活保護受給者の了解なく押印 群馬・桐生市、1944本保管 | 毎日新聞

    桐生市が生活保護受給者らから預かったとされる認め印の一部=群馬県桐生市で2023年12月18日午後4時44分、大澤孝二撮影(画像の一部を加工しています) 群馬県桐生市は18日、生活保護受給者などの認め印を1944預かり、書類に押印していたと発表した。認め印は生活保護を担当する福祉課に保管しており、このうち資料が残っている2018年度以降を調査したところ、86世帯の通知書などについて人の了解を得ずに課員が押印していたことが判明したという。市は「遠方で資料を取りに来られない場合などに使用した」と説明している。 同市によると、認め印を預かり始めた時期は不明で、受給者からの預かり証なども存在しなかった。同姓の印を使い回していた可能性があるほか、既に死亡している人のものも含まれているとみられ、人に返却できない状態という。

    生活保護受給者の了解なく押印 群馬・桐生市、1944本保管 | 毎日新聞
  • パー券収入、議員へ還流 10年以上継続か 複数の安倍派秘書が証言 | 毎日新聞

    多くの人が参加した自民党安倍派の政治資金パーティー=東京都港区で2023年5月16日午後6時49分、宮武祐希撮影 自民党派閥の政治資金パーティーを巡る問題で、最大派閥の清和政策研究会(安倍派)が10年以上前から、ノルマを超えたパーティー券収入を議員側にキックバック(還流)するシステムを続けていた疑いがあることが判明した。同派に所属している複数の議員秘書が毎日新聞に証言した。2000年代から続いていたとの情報もあり、東京地検特捜部も経緯を調べているとみられる。 政治資金規正法違反の不記載、虚偽記載の公訴時効は5年のため、特捜部の捜査は18年以降が中心となっている。この間に裏金化された総額は5億円に上るとされる。

    パー券収入、議員へ還流 10年以上継続か 複数の安倍派秘書が証言 | 毎日新聞
  • 読む政治:自民支持率急落17% 立憲上昇で3ポイント差に 裏金疑惑受け | 毎日新聞

    16、17日実施の毎日新聞世論調査では、自民党の政党支持率が11月比7ポイント下落の17%になった一方、野党第1党・立憲民主党の支持率は5ポイント上昇の14%となり、これまで大きく開いていた両党の支持率差は3ポイントとなった。無党派層の割合も11月比5ポイント上昇の31%。比較的底堅く推移してきた自民党支持率が、派閥の裏金疑惑を機に崩れたと言えそうだ。 自民支持率が1割台に落ち込むのは2012年12月の自公政権復帰後で初めて。自民支持率はマイナンバー問題などで岸田内閣の支持率が下落を始めた今夏以降も20%台を維持していた。11月は内閣支持率が前月比4ポイント下落の21%だったのに対して自民支持率は1ポイント上昇で実質横ばいの24%。内閣支持率は無党派層の動向次第で大きく変動する一方、自民は保守層など伝統的な支持基盤を固めており、党内には「自民の支持率が安定している限りは選挙で大負けすること

    読む政治:自民支持率急落17% 立憲上昇で3ポイント差に 裏金疑惑受け | 毎日新聞
    fops
    fops 2023/12/17
    党の支持率もかなり下がっちゃったのか。この水準まで来るとは。
  • 安倍派、還流を「戻し」と伝え現金手渡し 議員側も裏金認識か | 毎日新聞

    自民党派閥の政治資金パーティーを巡る問題で、最大派閥の清和政策研究会(安倍派)がノルマを超えたパーティー券収入を議員側にキックバック(還流)する際、「戻し」という言葉を使って現金を渡していた疑いがあることが関係者への取材で判明した。東京地検特捜部もこうしたやり取りがあったことを把握しており、派閥と議員側の双方が裏金化を認識していたとみている模様だ。 関係者によると、安倍派(99人)では、パーティー券を購入した企業・団体に派閥の口座に代金を振り込んでもらったり、議員側が東京都千代田区にある派閥の事務所に売上金を持参したりして、派閥に収入を報告。派閥側はノルマ分を差し引いた金額を議員側に戻し、資金を還流させていたとされる。

    安倍派、還流を「戻し」と伝え現金手渡し 議員側も裏金認識か | 毎日新聞
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    fops 2023/12/16
    "安倍派では、還流資金の流れを記録した「リスト」を作成""派閥側は還流資金を「戻し」や「バック」などと呼称して、現金で議員本人や秘書に手渡し"
  • 取材メモ流出 NHKが協力者に謝罪 「匿名情報公表で放送中止」 | 毎日新聞

    NHK子会社の派遣スタッフが、首都圏局の記者が作成した取材メモを流出させた問題で、NHKの担当者が14日、若年女性を支援する一般社団法人「Colabo(コラボ)」(東京都新宿区)の事務所を訪れ、仁藤夢乃代表らに謝罪した。仁藤さんによると、コラボが今回の取材に協力したにもかかわらず、情報の流出により放送できなくなったという。NHK首都圏局コンテンツセンターの佐々木貴志センター長は「流出は、報道機関としてあってはならない。大変申し訳ない」と謝罪した。 この日、面談は非公開で行われた。面談後、仁藤さんは取材に応じ「この問題はコラボや女性支援全体への攻撃の一環でおきた。単なる文書管理が甘かった、という問題で矮小(わいしょう)化しないでほしいと要望した」と明かした。仁藤さんによると、番組の放送について、NHK側は「来匿名であるはずの情報が公表された時点で放送できない」と説明したという。

    取材メモ流出 NHKが協力者に謝罪 「匿名情報公表で放送中止」 | 毎日新聞
    fops
    fops 2023/12/14
  • 「報告書不記載、派閥から指示」 副防衛相暴露、発覚後かん口令 | 毎日新聞

    衆院会議終了後、記者団の取材に応じる自民党の宮沢博行副防衛相=国会内で2023年12月13日午後4時58分、竹内幹撮影 自民党の清和政策研究会(安倍派)が政治資金パーティー収入の一部を裏金化していた疑惑を巡り、同派所属の宮沢博行副防衛相(当選4回、比例東海)は13日、国会内で記者団に対し、キックバック(還流)を受けたノルマ超過分の収入について「派閥の方から、かつて、政治資金収支報告書に記載しなくてよいという指示があった」と述べ、組織的に裏金化していた実態を暴露した。疑惑が浮上した後、派閥からかん口令が敷かれたことも明らかにした。 宮沢氏は、ノルマ超過分として2020年から3年間で140万円の還流を受けた分を報告書に記載していなかったと説明。「大変申し訳ない」と謝罪した。「大丈夫かな、とは思ったが、これで長年やっているなら適法なのかと推測せざるを得なかったので指示に従った」と釈明した。

    「報告書不記載、派閥から指示」 副防衛相暴露、発覚後かん口令 | 毎日新聞
    fops
    fops 2023/12/13
    "これで長年やっているなら適法なのかと推測せざるを得なかった"え、、、結構仕事に直結する法律じゃん、それをちょっと調べるとかしないの??国会議員で副大臣なのに??もしかして雰囲気で政治やってる??
  • “安倍派一掃”首相に向く憎悪 「一度は決意」でかじ取りが困難に | 毎日新聞

    記者会見に臨む岸田文雄首相(右)。左は松野博一官房長官=首相官邸で2023年12月13日午後6時15分、竹内幹撮影 自民党派閥の政治資金パーティーを巡る裏金疑惑が渦巻く中、臨時国会が13日閉会した。岸田文雄首相は14日、安倍派の4閣僚らを交代させる人事に踏み切るが、副大臣・政務官を含む「安倍派一掃」は同派の反発で断念。首相は閉会後の記者会見で「政治とカネ」をめぐる改革に意欲を示したが、具体案については示さず、改革の実現は見通せない状況だ。 岸田派にも「汚点」 「明日、人事を行うが、内容については今、調整を続けている」。首相は13日の記者会見で、翌日に控えた政務三役(大臣、副大臣、政務官)人事について慎重に言葉を選んだ。 それもそのはず。首相が交代させるのは現在、政務三役に15人いる安倍派議員の一部にとどまる。安倍派は東京地検特捜部から集中的に捜査を受けており、事件化に備えてとりあえず外して

    “安倍派一掃”首相に向く憎悪 「一度は決意」でかじ取りが困難に | 毎日新聞
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    fops 2023/12/13
    ”特に裏金をつくれるほどの集金力がない中堅・若手は「レッテル貼りだ」と首相への憎悪をあらわに”若手とはいえ、安部派にいたら報道見て気づくことはないんかね?そんなんで仕事できる??無能の巣窟かよ。
  • 自民・安倍派、突出した悪質性 「5年5億円」「派閥から指示」 | 毎日新聞

    自民党安倍派「6幹部」の(左上から時計回りに)塩谷立氏、松野博一氏、西村康稔氏、萩生田光一氏、世耕弘成氏、高木毅氏=いずれも2023年、竹内幹、三浦研吾撮影 清和政策研究会(安倍派)が、政治資金パーティーの販売ノルマ超過分を所属議員にキックバック(還流)させて裏金化していたスキームは、派閥側の主導だった疑いが浮上している。自民党の派閥の中でも安倍派は悪質性が突出しており、東京地検特捜部は裏金スキームに関与した派閥幹部や議員人に対する事情聴取に踏み切る構えだ。 一連の問題のきっかけとなったのは大学教授が提出した告発状だった。自民5派閥の政治団体が収支報告書でパーティー収入を過少記載したとする内容で、特捜部は告発をきっかけとした捜査を通じて、還流の存在を把握したとみられる。 ただ、還流には派閥によって違いがあった。…

    自民・安倍派、突出した悪質性 「5年5億円」「派閥から指示」 | 毎日新聞
    fops
    fops 2023/12/13
    "他派閥では議員側への還流資金分が収支報告書に記載""安倍派では、所属議員がノルマを超えて集めた収入と、議員への還流資金分の支出がいずれも収支報告書に記載されておらず、裏金化"何かがぶっ壊れてる
  • 「キックバック不記載は派閥の指示」 特捜部聴取に議員側が説明 | 毎日新聞

    自民党派閥の政治資金パーティーを巡る問題で、最大派閥の清和政策研究会(安倍派)に所属する議員の秘書らが東京地検特捜部の事情聴取に対し、「キックバック(還流)を収支報告書に記載しないのは派閥からの指示だった」などと証言していることが判明した。特捜部は、派閥が主導してパーティー収入の一部を組織的に裏金に回していたとの見方を強めている模様だ。 特捜部は全国から応援検事を集め、安倍派の議員の秘書らへの事情聴取を進めている。関係者によると、複数の秘書らが特捜部に同様の趣旨の供述をしている模様だ。特捜部は秘書らの説明を基に、派閥側の事情聴取の必要性を検討しているとみられる。

    「キックバック不記載は派閥の指示」 特捜部聴取に議員側が説明 | 毎日新聞
  • 自民派閥の政治資金問題 刑事告発した教授がみた「裏金」 | | 上脇博之 | 毎日新聞「政治プレミア」

    自民党安倍派の政治資金パーティーに出席する萩生田光一政調会長(左から3人目)、松野博一官房長官(右端)、西村康稔経済産業相(右から2人目)、世耕弘成参院幹事長(左から2人目)、高木毅国対委員長(左端)=東京都港区で2023年5月16日、宮武祐希撮影 自民党5派閥のパーティー収入明細過少記載問題で、東京地検特捜部の捜査が進み、岸田文雄政権を揺るがしています。 この問題を刑事告発した、神戸学院大法学部教授の上脇博之さんに聞きました。【聞き手・須藤孝】 正月返上で ――昨年11月の「しんぶん赤旗」日曜版の報道がきっかけでした。 ◆赤旗の記者からコメント取材を受け、聞いた時にすぐ、大変なことだと思いました。事務的なミスではありえないと直観しました。 同時によく調べたと驚きました。パーティー券を買っている政治団体は膨大な数に上ります。その支出記載と、派閥の政治団体の収入明細記載を突き合わせていくのは

    自民派閥の政治資金問題 刑事告発した教授がみた「裏金」 | | 上脇博之 | 毎日新聞「政治プレミア」
  • 松野博一官房長官を更迭へ パー券還流、裏金1000万円未記載疑惑 | 毎日新聞

    岸田文雄首相は9日、自民党の清和政策研究会(安倍派)が政治資金パーティーの収入の一部を裏金化していた疑惑を巡り、松野博一官房長官を交代させる方針を固めた。事実上の更迭となる。他に高木毅・党国対委員長ら安倍派幹部5人にも同様の疑惑があり、松野氏らを近く交代させる案や来年度予算編成後の12月下旬以降に内閣改造・党役員人事に踏み切る案が浮上している。 首相は9日夜、長崎出張から戻った後、公邸で麻生太郎副総裁と会談した。今後の対応について協議したとみられる。

    松野博一官房長官を更迭へ パー券還流、裏金1000万円未記載疑惑 | 毎日新聞
  • 「派閥事務所で現金受け渡し」安倍派元秘書が証言 記録避けた? | 毎日新聞

    自民党派閥の政治資金パーティーを巡る問題で、最大派閥の安倍派(清和政策研究会)が、所属議員とのパーティー券収入の受け渡しを現金で行うケースがあることが判明した。派閥から収入の一部のキックバック(還流)を受けたことのある議員の元秘書が、毎日新聞に証言した。記録が残る口座の振り込みを避ける狙いがあった可能性がある。 安倍派にはパーティー券収入の還流を受けていた所属議員が複数いるとされるが、東京地検特捜部が一部議員の秘書らから任意で事情を聴いたことも関係者への取材で判明した。刑事告発を受けている派閥の政治資金規正法違反(不記載、虚偽記載)容疑の捜査の一環で、特捜部は秘書や会計担当者らの聴取内容を踏まえて議員人への聴取の必要性を判断するとみられる。 派閥の政治資金パーティーには…

    「派閥事務所で現金受け渡し」安倍派元秘書が証言 記録避けた? | 毎日新聞
  • 官房長官、パーティー裏金疑惑「答えを差し控える」 会見で6回 | 毎日新聞

    松野博一官房長官は4日午前の記者会見で、自民党の派閥が政治資金パーティーの収入を政治資金収支報告書に記載することなく所属議員にキックバック(還流)させていたとの「裏金」疑惑を巡り、「政府の立場として答えを差し控える」との趣旨の発言を6回も繰り返した。松野氏の事務所は同日、毎日新聞が書面で行った同趣旨の質問に対しても「会見で説明した通りだ」と回答するにとどめた。 松野氏は自身が所属する清和政策研究会(安倍派)で実務を取り仕切る「事務総長」を務めたことがあったことから、会見ではパーティー券収入を巡る質問が相次いだ。松野氏自身はキックバックを受けたことがあるのか、事務総長経験者としての自身の責任をどう考えているかなど、さまざまな角度から質問が浴びせられたが、松野氏は「政府の立場として会見している」と繰り返し、明確な回答を避け続けた。

    官房長官、パーティー裏金疑惑「答えを差し控える」 会見で6回 | 毎日新聞