小学3年の4月に習う「わり算」。 「なんか難しいことを習うのかなぁ…」と緊張感を抱く子どもたち。お母さんも「うちの子、わり算でつまずかないかしら?」とちょっと心配になったりしますよね。 わり算に対してはどうしても 難しい計算 という印象を持ってしまいます。 ではなぜ「わり算」は難しいのでしょう…。 まず思い浮かぶのは、筆算の書き方。 例えば「36÷5」を筆算にすると右上のように書きます。 これを子どもたちに読ませてみると、 「5÷36 答え 1 あまり 7」 という子が出てきます。(正しくは、「36÷5 答え 7 あまり1」) いままで勉強してきた計算は、すべて左から、あるいは上から読み、一番最後に書いたものが答えだったのですから、わり算になると勝手が違って戸惑ってしまいます。 計算する順番 だって他とは違います。「74÷3」のような場合、まず大きい方の位の「7÷3」から計算します。今ま