日本維新の会代表の橋下徹大阪市長は14日、遊説先の広島市で「核廃絶は現実的に無理」と発言したことに、広島県の湯崎英彦知事が「認識を改めてほしい」と批判したことについて、「核廃絶を訴えるだけでは世界は動かない。実現できるプレーヤーになる方法を考える必要がある」と述べた。 橋下氏は「政治は現実を直視して戦略を練らなければいけない」と述べ、現在の日本の国際社会での立場のままで核廃絶を実現できる可能性は低いとの認識を示した。さらに「国際社会で発言力を持つために権力闘争や駆け引きをしながらずる賢く政治をやらなければならない」と述べた。北陸で「何しに来た…」“寒風”後の広島だった 橋下氏は10日、広島市内で記者団に「理想としては廃絶。でも、それは全部が核を持たないことができて初めて成り立つ。現実的には無理」と述べた。この発言に対し、湯崎知事は13日の定例会見で「そうじゃないという議論もたくさんある。国