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poetryに関するhidex7777のブックマーク (512)

  • 200920 | ×小笠原鳥類

    ペリカンが小さな犬をべたという話を図鑑で読みました。ペリカンが大きな白い犬をべる白い鳥だった。それからペンギンが氷をべたペンギンが犬をべる。大きな巨大なペリカン・ペンギンが映画に出てくる。巨大なペリカンはいろいろな魚をべるだろう。ペンギンは歩いてくる。宇宙船の中でペンギンが歩いている。それからペンギンは喋った。ペリカンは大きなくちばしを動かして喋る それから、映画のペンギンは大きいなあ、ペンギン怪獣は歩いてくる。ペンギンの中に人間が入っている。それから犬をべた。アザラシはアシカのような生きものである。南極で犬はべられる。南極生物は犬よりも大きいなあ、南極が緑色ゼリーで、それから、楽器が硬かった。緑色のアコーディオン、赤いアコーディオン、それから黒いアコーディオンなどがあった。ペンギンは楽器を演奏する それから、クラリネットのようなものだ。ペンギンは室内楽を演奏する。ペリカン図

    200920 | ×小笠原鳥類
  • 200906 | ×小笠原鳥類

    巨大バッタ映画でビルの壁で巨大バッタが……灰色だった……いにしえの、白黒の、映画だったのであるパンダだ。巨大パンダが竹をべ、それから大量の竹をべ、それから、バッタを竹といっしょにべた栄養のバランス。健康・生き生き・長生き、そしてそれからいつまでも幸せに生きること。巨大バッタが人をわないだろう。それは終りの始まりではなかった。始まりの終りではなかった。 小さな動物をべる鳥。バッタを竹といっしょにべる小さな鳥。巨大バッタをべる小さな鳥。あの鳥は小さいなあ、「この鳥は小さいです」「これは犬です」ということが言われ、テーブルで、言われた。このテーブルはまるいです、それから椅子には花の絵が描かれてあった。小さな、花……それからその上に巨大バッタがやって来た。巨大バッタはたくさんいる。巨大バッタは人よりも大きく て、それから、白黒映画はパンダ映画だった。巨大カマキリ映画では人がカマキリを

    200906 | ×小笠原鳥類
  • 200823 | ×小笠原鳥類

    かすかな少し雨が降る灰色の雲の下でアオサギが飛んでいました。カラスではないと思ったんです、大きさはカラスと同じくらいだと思った。飛んでいる姿が黒くなくて、灰色の雲に包まれている空の下で白く見えたので、かもめではないだろうけれどもカラスでもないなあ、と思った。前の日にはトンボが多く飛んでいるのが見えた。トンボは――トンボは――トンボは――トンボは、音を、出さな い、静かな、飛ぶ、静かに飛ぶ動物であるキツネのような。トンボの群れがいても何の音もないと思った。次の日にかすかな雨が降る灰色の雲の下で、その前の日に晴れていて、トンボが多く飛んでいるのが見えた赤い。赤い……体に……透明な……翅が……それから、水色の体のトンボも確認できた。確認、できた。それはアオサギのような色であった。アオサギは水色で、灰色だ 次の日、灰色 の雲の下で雨が少し降っていて、最初は謎の鳥だった生きものが飛んでいるのが見えた

    200823 | ×小笠原鳥類
  • 200809 | ×小笠原鳥類

    ホコリタケはホコリを出す胞子を出すキノコは昼に爆発する。乾いていて明るい。「少しだけ叩いてみたる埃茸 小路初子」乾燥している革のようなものを叩いた打楽器アコーディオンのようなものだ。アコーディオンの表面の模様が、虫が入った琥珀のようなものである。楽器は乾燥していて、古い楽器からホコリが出るだろう胞子のようなものだ。楽器から……キノコが……生える「」の中は『山 の俳句歳時記』(大野雑草子編、博友社)からの引用、引用。きのこはきくらげだ。きくらげ、笑っている人の顔とか、口である。口は笑っているきくらげだ。口でクラリネットを吹くと、クラリネットからホコリが出てくる。それは安全で安心な煙のようなものだった、昼の花火のようなものであるキノコだ。「四五日は埃立つべし埃茸 後藤比奈夫」古い、しまってあった楽器はホコリだらけだ、 きのこになっているキノコになっている。古いコントラバスがホコリの中に埋まって

    200809 | ×小笠原鳥類
  • 200726 | ×小笠原鳥類

    ハゼは魚は安全で安心な魚だ……夏の季語ではなくて秋の季語、「ヘリコプターの中に人見ゆ鯊を釣る 梅沢しづ子」という句は『改訂増補 富安風生編歳時記』(東京美術)にあった。飛んでいるヘリコプターは(安全で安心だ)下から見ると川魚の大きさに見える。その中の人が、人だ安全で安心な。健康で長生きする幸せいつまでも幸せ。ヘリコプターが、落下しない。ヘリコプターの、中の 、人が、落下、しない。それは着陸する。無事に着陸する。それは何の問題もないことであった。ヘリコプターは、明るい。青空があって、ヘリコプターが、ある。ヘリコプターは季語だろうか……ビルの上に着陸したり、校庭に着陸したり、あるいは空港に着陸したりするだろう。それは桜の季節であったかもしれない。ヘリコプターを見ながら、川魚を、釣った熱帯魚を、釣った。いろいろな色彩 のハゼがいるだろう。ハゼは回転して飛ぶだろう「鯊を釣るうしろ原つぱ犬かけり 富

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  • 自由詩「名の灰」・短歌・俳句   斎藤秀雄 « 詩客 SHIKAKU – 詩歌梁山泊 ~ 三詩型交流企画 公式サイト

    ◼️第6回 詩歌トライアスロン次点作品 自由詩「名の灰」・短歌・俳句   斎藤秀雄 ・自由詩「名の灰」 手をさし込む、 腕を、灰に、肘まで、 かつて恒星だった 灰、ふれる前に壊れる 灰、記憶 が閉じこめられ ていて そばをかすめる ならば消えてしまう 灰、だった 灰、の姿をもうとどめてはいない 灰、を解く鍵ははじめから 灰、であっただろうから 読め ない、 灰、の手紙の宛名の空欄にぼくの名を書こう、すでに 灰、でしかないぼくの名は 灰、だったきみとであうことはない すでに、灰、でしか ないぼく、の名は、 灰、だったきみと、 であうことはない 死んだもの でも、生まれくるもの でも、生きているもの でもなく、生まれること ができなかった ものどもの 灰、石炭、きみが棲みつく 灰、棒状の(その両端は弁になっている)、液状の 日付、かつてきみだった 灰、墓泥棒のように回転する 灰、であっておくれ

    hidex7777
    hidex7777 2020/07/25
    詩歌トライアスロンの「次点」の作品です。読んでね。
  • 200712 | ×小笠原鳥類

    「「タオルが半ば乾いてゐた」と申し上ぐ「それかも知れないね」と答へ給ひき」魚だったのかもしれないね、半ば乾いたサメが灰色で青くて黒くて、紫色で銀色だった。棚にあるサメが、曲がっている……「にぎりめしひて少しでも良い方へ行けよふかまる疲労の中で」にぎりめしの中にもサメの破片は入っている梅干しのようなものだ。梅干しは青くて黒くて紫色で、そして赤い赤い。ええ、あ の、岡井隆さんの歌集『初期の蝶/「近藤芳美をしのぶ会」前後』(短歌新聞社)から。塩分のある健康な安全で安心な、幸せで長生きする梅干しをべて健康で長生きする。カルシウム、塩分……やわらかい米「北上市のたうもろこしは甘い味。やや複雑な経路へて来て」トウモロコシをべて健康になる。トウモロコシは黄色い。トウモロコシは黄色い魚だ……あれは、ウロコである。魚の内臓は 複雑な形である健康で安全で安心な、幸せに長生きする。「たひやきの眼のへんに歯

    200712 | ×小笠原鳥類
  • 短歌俳句誌『We』 第10号目次 - 続・知青の丘

    自己紹介 俳句短歌誌We共同編集発行人。句集『アダムとイブの羽音』『櫨の実の混沌より始む』『たかざれき』。熊県現代俳句協会会長。(一社)現代俳句協会評議員・添削教室講師。日現代詩歌文学館振興会評議員。

    短歌俳句誌『We』 第10号目次 - 続・知青の丘
  • 200628 | ×小笠原鳥類

    「「鮫出没」の看板が黄色い」黄色いサメがオタマジャクシのようなものだったが安全で安心だ……海水で出会ってもとても安全で安心できるし、看板には海水のような文字が描いてある「古物商の店に 置かれているのは渦巻きだった」海水のような木のような青い渦巻きである。それはパンだったのかもしれない木で作られた。彫刻「太い渦巻きで まるで鋳物のようだった」パンをべる。安全 で安心なパンをべると、歯が健康だ、歯がカルシウム硬い……「」の中は浅井眞人詩集『烏帽子山綺譚』(ふらんす堂)からの引用。「渦巻きは たちまち白煙をあげて バケツ一杯の水にもどった」バケツの中の渦巻きはサメがグルグル泳いでいた。サメが青黒かったのである。それから別のページを見ると「烏帽子川で 水筒を浸けると/糖蜜が どろりと出て/みるみる川底に人型がひろが った 山椒魚だった」糖蜜がドロドロ広がるとサンショウウオだったという……サンシ

    200628 | ×小笠原鳥類
  • 200614 | ×小笠原鳥類

    「つれづれなぐさむもの」(現代語訳「所在(しょざい)なさがやわらぐもの」)として、退屈をやわらげるものなのだろう「碁(ご)。双六(すぐろく)。物語(ものがたり)。」ゲームをしたりストーリーを読んだり書いたりした、当時は碁石も赤かっただろうと想像するが紫色だ鳥である。新編日古典文学全集『枕草子』(小学館)から引用。貝殻で作った碁石をべたバリバリと砂糖の 塊の幻、健康な歯「三(み)つ四(よ)つのちごの、物をかしう言ふ。」をかしく言っているおかしく言っている、紫色の虫について、これはキノコだと言う、おかしい。新しい歯が言う。「くだ物(もの)。」これは果物であるなあ、あるいは管になっている生きものなのかもしれない海岸生物。「大きにてよきもの」(現代語訳「大きいほうがよいもの」)として、「くだ物(もの)。」これも 果物であるなあ、あるいは管になっている生きものが例えばゴカイのようなもの。怪物は大

    200614 | ×小笠原鳥類
  • 自由詩評 矛盾は越境するか 堀田 季何 - 「詩客」自由詩時評

    ウェブサイト「詩客」は詩歌梁山泊が運営しているが、詩歌梁山泊といえば、毎年恒例の詩歌トライアスロンである。すでに5回目の公開選考会が今年2019年3月21日に開かれている。過去5回の受賞者は、中家菜津子、横山黒鍵、亜久津歩、戸田響子、山川創。全員が自由詩や短歌において活躍中である。 詩歌トライアスロンを構想した人物であり、詩歌梁山泊・代表である森川雅美は「現在、複数の詩型の表現を試みる書き手も少なくありませんが、多くは1つの詩型に限っての表現をしています。しかし、これからの詩歌の可能性を考えるには、複数の詩型を考えることもひとつの道でしょう」と述べているが、「複数の詩型を考える」ために設けられた詩歌トライアスロンの特徴は、日にある複数の詩型から名前通り3つ(自由詩・短歌・俳句)を選び、応募者に次の2つのうちいずれかの形式で応募する事を第1回目からの規定としている。1つは、1人による3つ

    自由詩評 矛盾は越境するか 堀田 季何 - 「詩客」自由詩時評
  • Césure (métrique) — Wikipédia

  • 200531 | ×小笠原鳥類

    石寒太編『オールカラーよくわかる俳句歳時記』の安全・安心な魚「金魚」は夏の季語、「もとは鮒の突然変異である緋鮒(ひぶな)を観賞魚として飼育したもの」突然赤くなった!それまでは……黒とか……銀色であった。赤くなった魚を喜んで飼育したのである。とても……とても……喜んだ「夜店の金魚掬い、やっと掬えた目高のような小さな和金も宝物のように思えたものです。」小さな透明 な魚は、この宇宙のものではない。別の宇宙のものである。とても……とても……透明な、軽い、金属である金色の、赤い。大きく成長すると宇宙のものになる。金属というよりカマボコの塊になった。白い赤い。「洗面器に入れたたった一匹の金魚も遙かな思い出です。」とても……とても……遠い……場所に、洗面器が置かれてある。そこに金魚が泳いで、時には水面から安全に飛び跳ねて安心で ある。そこは数学の部屋であった「宇宙より還へりし金魚泡一つ 石寒太」宇宙の実

    200531 | ×小笠原鳥類
  • Mansion Poem

    マンションポエムと光の柱をGoogle Map上に置いて自由にマンションポエムを作れます。 Google Mapに上にポエムと光の柱を配置してマンション広告風のスクリーンショットが撮れるアプリケーションです。

    Mansion Poem
  • 200517 | ×小笠原鳥類

    石寒太編『オールカラーよくわかる俳句歳時記』という、の、題名が、もし、《わからない俳句歳時記》だったとしたら、と、思うと、とても不安な気持ちになるだろう。たぬきはいつでも見られるが冬の季語「人里近くに棲息し雑の狸はよく目撃される。」たぬきはUFOだった……昔々むかしむかし、たぬきはガメラのように飛んでいたのである回転して。なんでもべる牛をべる「その毛 は、筆やブラシに利用されている。」それを使って絵を描いた。たぬきの絵を描くと、たぬきになりました「むかし話には狸は欠かせない」冬の季語なので、冬の話になるだろう雪があって、うさぎがある。うさぎ白い白い「人家の近くにもその姿を現す。」オールカラーので、とても……大きな……カラー写真が……あった。たぬき写真。たぬきUFO目撃写真。字が大きくて季語の数はわりあい 少ない歳時記ではないだろうか、写真が多い「棒切れの転がしてある狸かな 千葉皓

    200517 | ×小笠原鳥類
  • 200503 | ×小笠原鳥類

    志賀直哉が「軽石」の話を書いている(ちくま日文学『志賀直哉』)軽石の「海水浴に行ったことがある。」それはサイダーであった。軽石には軽い穴が多い小さいな。水中でも乾いている「海には海月(くらげ)が多く、」多いクラゲは透明ではない白い絵で描かれている。白い線で描かれている汚れが多い「私達は(……)、サイダーを飲んだ。」サイダーは透明で緑色だクラゲである泡が多い 泡が多い、「十尾(び)近い鱧(はも)が入乱れ活潑(かっぱつ)に泳いでいた。」サイダーを飲む魚・ヒレには泡がたくさん付いていた。ハモという魚は、ああ、アナゴのような魚であるなあ、と思ったことである骨を細かく切って料理するのではなかったか。「一疋(ぴき)の甲蟹(かぶとがに)が(……)堅(かた)そうな細い尻尾(しっぽ)を出していた。」それは俳句のようなものではなか っただろうか「十五糎(センチ)ほどの」。「小さな軽石が一面に浮(う)いていて

    200503 | ×小笠原鳥類
  • サモアリナン : 木岡さんの黙して語らず。

    ほら、ほらほら、あのォーー…ほら、いるじゃん伝説の。伝説のォーー…固有名詞がほら。ドアーズの歌ってる、歌ってる固有名詞の人ォーー…ジム~~(吉田戦車さんは不条理四コマを描いている)~~モリスン?合ってる?伝染るんです。そう、いや、あのォーー…昨日は。 昨日はこんばんはここまで、ここまで書いて力尽きた力尽きんだよ力尽きた。ほら、力尽きるまで今日は何かの固有名詞を書こうとして思い出しながら力尽きた昨日は。何が言いたいかと(吉田戦車さんは不条理四コマを描いている)言うと、いつもの事ながらそういう事ですそうなんです伝染るんです。 ほら、あの、いや、まぁ、ジム・モリスンは、地球は青かったと思っている思っていたどちらかと言えば何かと言えば(吉田戦車さんは不条理四コマを描いている)そういえば青かったと供述している伝染るんです。るんです…いや、これは、まぁ、下らない言葉遊びだそうなんだ力尽き、た。 た、

    サモアリナン : 木岡さんの黙して語らず。
  • 第165回現代俳句協会青年部勉強会「#うちで詠もうよ haiku in your head」のお知らせ

    【企画概要】 「この句は頭の中で作った感じがします」。句会で出た句について、このような否定的な選評を聞いた方は多いのではないでしょうか。では、「頭の中で作った」俳句は何が問題なのでしょう?実感がないから?実感とは何か? 自粛の日々で在宅を強いられる今、「見る」ことの意義や、「リアル」と「リアリティ」というテーマを、もう一度捉え直してみたいのです。想像力を巡らせて作る俳句の可能性について、三人の基調発表を元に、一緒に考えてみませんか。 頭の中で白い夏野となつてゐる  高屋窓秋 〈登壇者〉 赤野四羽(蘖俳句通信)、浅川芳直(駒草・むじな)、若林哲哉(南風・奎・金沢大学俳句会)司会:神野紗希(青年部委員) 句会ライブのゲスト:近日公開!! 申込不要!!(投句希望の場合は下記フォームにお願いします) 年齢、所属問わず、どなたでもご参加いただけます! 【日時】 2020年5月2日(土)13:30~1

    hidex7777
    hidex7777 2020/04/21
    《「頭の中で作った」俳句は何が問題なのでしょう?》(1)具体的に「頭の中で作らなかった」俳句を示せ。(2)すべての知覚は心的システム上(頭の中)の作動であることは実証済み。以上。
  • 200419 | ×小笠原鳥類

    野鳥の図鑑に鹿がいない『野鳥の図鑑』に鹿がいない。鹿は、どうぶつ図鑑に載っているだろう。野鳥図鑑には色の絵がたくさんあって、私が歩いていると道に鹿がいて、とても歩いていった。鹿がなかなか逃げない……ペンギン図鑑に野鳥がいないのではないか、鹿がいないのかもしれない、ああ、ペンギンは、野鳥だ、と言う。日の野鳥の図鑑なのでペンギンがいないし、鹿が逃げないし、私は 鹿がいる所に向かって『野鳥の図鑑』が歩いていった。ふくろう図鑑があった。ふくろう図鑑、が、あった。ふくろうの宇宙のいろいろな種類のナマズがいる図鑑図鑑……なまず図鑑が、あった。私は鹿がいる場所に接近していく……それでよいのだろうか、それでよいのだろうか、と、思いながら。鹿が、どれくらいおそろしい生きものであるのか、よくわからない。よく、わからない、と、思う。 それから、鹿に2メートルくらいの距離まで接近した時だろうか、鹿はゆっくりと去

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  • 200405 | ×小笠原鳥類

    トラツグミの鳴き声を聞いたかもしれない「画家は、濃度の高い有機顔料の、極度に細かい粒子を/指で掬いとり、紙にこすりつけ、練りつけて描く。」この詩「触れると、見える」にトラツグミは登場しないがリー・リーと鳴くトラツグミの朝の声を聞きました(『岡田隆彦詩集成』響文社)。トラツグミを私は描く絵。アメーバはこの詩に出てくる「勝手に伸びる指が触れるあたりに、/なぜ か生命あるものの気配は漂う。」宇宙生物の体はいろいろな部分が伸びる伸びる「こすった跡が、さまざまに集まり、絡まりあって、/思いがけず、有機的な形状となる。」トラツグミは宇宙から来たUFO、UFOの中の美しいミミズをべる「画家が指で触れてゆくと、/そこに彼が巧みに何かを描き出したというより、/何か生きた形状が/おのずから現われてくる。オオ!」太い曲線を描く。 細かく正確に描いていく。言葉を使って描く。何度も繰り返す(『岡田隆彦詩集成』響文

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