中国の大物工作員が先月末から、日本に潜入していることが分かった。監視を続けている外事警察幹部は「安倍晋三政権の転覆を狙っている可能性がある」と語る。永田町は郵政総選挙があった2005年以降続いた「選挙・政局の夏」もなく、9年ぶりの夏休み状態に突入しているが、大丈夫なのか。ジャーナリストの加賀孝英氏が衝撃情報に迫った。 安倍首相は夏休み初日の10日と翌11日、山梨県鳴沢村や河口湖町のゴルフ場で、友人や秘書官、内閣官房参与らとコースを回った。7・21参院選や、ASEAN(東南アジア諸国連合)訪問など、激務が続いた安倍首相にとっては約3カ月ぶりのゴルフだった。 官邸関係者がいう。 「15日の全国戦没者追悼式への出席以外に公務は入れていない。21日まで長期休暇をとる予定だ。昨年末の再登板以来、安倍首相はほとんど休んでいない。秘書官ですら疲労困憊(こんぱい)でボロボロだった」 「持病の潰瘍性大腸炎も