今月18日からワシントンで開かれる、TPP=環太平洋パートナーシップ協定の首席交渉官会合に出席するため、政府対策本部の鶴岡首席交渉官が17日、現地に向けて出発しました。 TPPの首席交渉官会合は今月18日から21日までワシントンで開かれる予定で、TPP政府対策本部の鶴岡首席交渉官は17日午前、成田空港から現地に向けて出発しました。 出発に先立って、鶴岡首席交渉官は記者団に対し、「いろいろと困難な課題も残っているので、各国の首席交渉官が成果を出せるように協調し、今後行われる閣僚や首脳の議論で交渉が進展できるよう努力したい」と述べました。 TPP交渉では21の分野別に作業部会が開かれていますが、農産物や工業製品などの関税撤廃を議論する「物品市場アクセス」や、特許や著作権を保護するためのルール作りを話し合う「知的財産」などの分野で各国の利害が対立し、交渉が難航しています。 今回の首席交渉官会合で