仏パリ同時テロの犠牲者を悼む「パリへの祈り」のメッセージを掲げる英ロンドンのモスク(2015年11月20日撮影)。(c)AFP/BEN STANSALL 【11月24日 AFP】仏パリで同時テロが発生した翌週、英国でイスラム教徒を標的としたヘイトクライム(憎悪犯罪)の発生件数が300%増加したとの調査結果が23日、発表された。 英紙インディペンデント(Independent)が報道した調査結果によると、115件の暴行事件のうち「圧倒的多数」が、イスラム教の伝統的な服装をした14~45歳のイスラム教徒の少女や女性たちに対するものだった。 加害者は主に15~35歳の白人男性で、実際の暴行件数は報告よりもさらに多い可能性があると同紙は指摘している。 今回の調査結果は、モスクやイスラム教徒に対する身体的・物理的暴力や言葉による攻撃について記録している電話相談サービス「テル・ママ(Tell Mama