昨年の冬、岡山県内の自宅で自治体の職員に保護されたとき、70代の妻はそう叫んだ。そばには80代の夫。ともに、認知症を患っていた。 自宅は「ゴミ屋敷」になっていた。捨てられずにたまったゴミの袋が山積みになり、古くなった弁当や汚れたオムツが床を覆っていた。同居していた40代の息子は外出していた。 夫婦は二十数年前、夫の定年を機に故郷の岡山県に移り住んだ。年金は夫婦で月約30万円あり、安心した老後を送れるはずだった。 だが、2人の暮らしは、認知症によって大きく変転した。 移り住んで10年ほどすぎた頃、夫は脳梗塞(こうそく)を起こし、車いすでの生活になった。妻の話を忘れる。過去の記憶と現在を混同する。脳梗塞の後遺症で認知症も進んだ。 「老老介護」は重労働だ。妻はデイサービスも利用しながら夫の生活を支えた。介護疲れから酒を飲むようになり、やがて認知症になった。家が荒れ始めたのは、数年前からだ。 そん
首都圏の私立大学に昨春入学したうち、親元を離れて通う学生(下宿生)の1日当たりの生活費は897円で、比較できる1986年度以降初めて900円をきった。東京私大教連が3日、そんな調査結果を発表した。保護者からの仕送り額も過去最低で、首都圏の私大に通う地方出身の学生らの窮状が浮かんだ。 調査は2014年5~7月、東京都と神奈川、埼玉、千葉、茨城の4県にある14大学の新入生の家計負担について、保護者に聞いた。4330件の回答を得た。 約4割の下宿生に対する14年度の仕送り額は、新年度の出費が落ち着く6月以降の月平均で8万8500円で、前年度から500円減。ここから家賃を除き、30日で割った「1日当たりの生活費」は897円。入学と同時に消費税率が引き上げられたにもかかわらず、前年度を40円下回って過去最低だった。 記者会見した東京私大教連書記長の中川功・拓殖大教授は、「地方経済が疲弊して家計が苦し
東京都国立市のシェアハウスで暮らすシングルマザーの女性(41)が、同じ家に住む独身男性と「事実婚」の関係にあるとみなされ、市が十一月、ひとり親家庭を対象とした児童扶養手当と児童育成手当を打ち切ったことが分かった。事実婚の実態はないが、市は「都の見解に従い、同じ住所の男女は事実婚とみなす」と説明。女性は「住所が同じだけで打ち切るなんて」と憤る。 女性は二〇一〇年に離婚し、一三年四月から長女(6つ)とシェアハウスで暮らし始めた。二階建ての10LDKに母子家庭と父子家庭、独身の計六世帯八人が入居する。女性はいずれの男性とも交際しておらず、生計も完全に独立している。住人はそれぞれが家主と個別に賃貸借契約し、光熱水費は平等に分担。居間やバス、トイレ、キッチンは共用だが、それぞれの居住スペースは施錠できる。
「不景気になると子作りが先延ばしされ、女性CEOが増える」 米大学が研究発表 NEW 2014.10.26 キャリコネNEWS 日本の少子化が止まりません。2013年の出生率は1.43で前年より0.02ポイント増加しましたが、2013年に日本で生まれた赤ちゃんの数は、102万9800人と過去最少を3年連続で更新したそうです。政府でも様々な対策を打っているようですが、目覚しい効果が上がっているとはいえません。 少子化の最大の原因は何なのか。米プリンストン大学のジャネット・カリー教授らの研究によると、米国の多くの女性が「不景気」や「経済的不安」を理由に、子どもを作ることを先延ばしにするということが分かったのだとか。しかも、たとえ景気が一時的に回復したとしても、子どもを作ることに踏み切れない女性も多いそうです。 問題は「男性の安い給料」にある? この研究結果は、9月30日付けのワシントンポストが
子どもの貧困が問題になるなか、ひとり親世帯、とくに母子世帯の生活の厳しさが増しています。母子世帯への政策は、所得保障重視から就業支援を中心にし、10年以上がたちました。しかし、母子世帯の所得は全世帯の半分を下回り、働いているのに貧困という国際的に見ても例のない状況です。 子どもがいる現役世帯の二〇一二年の相対的貧困率は、大人が二人以上の世帯では12・4%でした。一方、ひとり親世帯は54・6%と生活の困窮が問題になっています。 経済協力開発機構(OECD)のデータ(一〇年)を基に各国を比較すると、就労していないひとり親世帯の相対的貧困率は米国が90・7%、ドイツが54%などと高く、日本は50・4%でOECD平均の58%を下回っています。 しかし、就労しているひとり親世帯の貧困率は、米国が31・1%、ドイツ23・8%、OECD平均も20・9%と、それぞれ大幅に下がっています。就労すれば所得も増
安倍首相は先週山口県で行った講演で、少子化対策の一環として「核家族化が進んだ現代、大家族を再びよみがえらせることは並大抵のことではない」とした上で、「大家族で支え合う価値を社会全体で改めて確認すべきだ。大家族を評価するような制度改革を議論すべきだ」と表明したそうです。同時に「第3子以降への手厚い補助」という構想も打ち出しました。 かなり保守的なムードのする政策提案ですが、仮に大家族でも構わないという若い人々がいて、実際に大家族が機能する風土があるのであれば、別に反対する必要もないと思います。つまり三世代以上が同居ないし、同一敷地内や近所に住むなどして祖父母が子育ての一部を担うことが機能するのであれば、そして機能するような制度を作ってそれが効果を発揮するのであれば、それはそれで良いと思います。 確かに統計資料を見ても、例えば福井県などは「三世帯同居」と「共稼ぎ」の数字が全国でもトップクラスで
20代男性、会社員です。 ホームドラマみたいな家庭になんとなく憧れて 女性と恋愛して、結婚して、子どもが欲しいとずっと思ってたけど たぶん無理なんだろうなと最近思う。 思春期くらいから漠然と恋人が欲しいという希望はあったけど、 好きという気持ちがよくわからず、女の子から告白されても適当にはぐらかしてきた。 彼女いない歴=年齢はまずいと思って、自分から告白し、付き合ってみたことはあったものの 「女性が彼氏に望むこと」が根本的にわかってないせいか、 すぐに振られたり、自然消滅したりで、いまだ童貞。 でもそれはある意味当たり前で、だって俺はゲイだから。 自分ではゲイだと思ってないけど、性の対象が男だから、もうゲイって言った方が早いわな。 性嗜好はグラデーションのようなもので、仮にヘテロの男性でも〜〜云々 みたいな文章は何度も読んだが、女性に恋愛感情は芽生えても、性的興奮へは至らないのが自分では不
真月 秋刀魚 洋々@ぱそこんのおべんきょうちゅう @sanma_you 喫茶店で上司が部下を叱ってるんだけど内容が 「台風来てることわかってるよね、駅が混むとか下手すりゃ電車が止まるかもって予想できるでしょ? なんで歩いても間に合う時間に家を出ようと思わなかったの?」とか言っててもうなんていうかヤバイ 2014-07-10 15:17:48
リクナビNEXT編集部は、厚生労働省・総務省が発表している調査結果をもとに、職種・地域・年代別の離婚事情のインフォグラフィックスを作成しました。やはり忙しい職種の方が離婚率が高いのでしょうか?早速検証してみましょう。 まずは離婚件数が多かった職種です。 1位から順に男性ではサービス業、建設・採掘業、輸送・機械運転業、女性では機械運転業、建設・採掘業、サービス業でした。 順位は違うものの、トップ3にランクインする職業が男女共に共通していることが分かります。更に、1年以内の離婚率を見ると、男女ともにサービス業が1位という結果に。サービス業は土日に休みである仕事が少なく、夫婦で休みが合わずすれ違うことが、この結果につながっているのかもしれませんね。 次に、地域による離婚数の差です。離婚件数が多い順に、沖縄県、大阪府、北海道という結果に。大阪府と北海道は、47都道府県の中で人口ベスト10に入ります
子育て苦労も「シェア」=シングルマザーが共同生活−専用ハウス人気・川崎 シングルマザー専用のシェアハウス=4月19日、川崎市(一部画像処理しています) 母子家庭のみ入居でき、子育てを互いに助け合えるシェアハウスに人気が集まっている。川崎市高津区の「ペアレンティングホーム高津」には現在、8世帯17人の母子が入居。ベビーシッターが定期訪問するサービスもあり、仕事と育児の両立に悩むシングルマザーの大きな助けになっている。 居間や台所、浴室などは共用で、8部屋ある個室は満室。家賃のほか共益費が2万5000円掛かるが、火・金曜日の夕方にベビーシッターが訪問し、子どもの世話や夕食の準備をしてくれる。住人には「シッター代や光熱費が共益費に含まれていてお得」「夕食を作らなくていい日があるだけで本当にありがたい」と好評だ。 育児とシェアハウスの相性の良さに着目した1級建築士秋山怜史さん(32)が、保育園
50過ぎてもバリバリ現役のオヤジたちに、“オヤ充”(リアルが充実しているオヤジ)になる極意を聞いた。読めば、オヤジになるのが怖くなくなる! ◆オヤ充の極意「“依存先”を分散する」 「モテていること」はオヤ充の必須条件だが、「仕事しか楽しみがなかった人が、それがダメになって恋愛に逃げている場合や、愛人が何人いても家庭が崩壊していたりする場合は、オヤ充と呼べないはず」と言うのは、AV監督の二村ヒトシ氏。そんな二村氏の考えるオヤ充とは、「“依存先”を分散できているオヤジ」だとか。 「『本業ともう一つの仕事と恋人』『仕事と家庭と愛人』というように、複数の依存先がある人は、毎日が充実しているように見え、余裕も感じられるので、結果的にモテます。僕も、作家業を始めてAV監督との“二足のワラジ”になってから、自分比でモテるようになりましたよ」 50代を目前に、新しい依存先を見つけるのも難しそうだが……。
「昔は15、16で嫁入りしていた」 上記のような記事が話題になっているようなので、いくつかの歴史人口学の書籍から江戸時代の結婚と出生に関する定量データを簡単にまとめてみよう。 1)江戸時代の人口トレンド江戸時代の人口調査を行うときに用いられる基礎資料は毎年藩ごとに調査される世帯構成員の状況を記した「宗門人別改帳」、寺院ごとに死者を記録した「過去帳」、一部の藩で嬰児殺し(間引き・子返しなど)防止や養育手当支給などのために妊婦の状況を記録した「懐妊書上帳」、徳川吉宗によって始められた六年毎(子年と午年)の全国人口調査「子午改め」、武士の「家譜」などである。しかし残っている史料は少ないため多くは推計せざるを得ない。 江戸時代を通してのざっくりとした人口トレンドは、1600年頃の1200万人(推計)が十七世紀の人口の急成長期を経て1721年時点で3200万人(推計)となり、以後1850年頃までほぼ
筆者:ねぇ、シングルマザーっていうと、どんなイメージを持っている? 編集者S:うーん、そうですね……。「働きながら子育ても1人で頑張るカッコイイ女性」っていますよね。そういう姿には漠然とした憧れみたいなものもあります。「自分の人生、自分で切り拓いていく」みたいな。ただ、現実には夫と一緒でも出産・子育ては大変! 仕事との両立も難しい。それなのにシングルマザーで稼いで子育てして……なんて私のキャパではムリかもって思います。 筆者:そうかもね。離婚するカップルが増えているとはいえ、今の日本社会のシステムや子どもを取り巻く環境を考えると、容易なことではないわよね。まして結婚しないで子どもを産むことには、社会的な抵抗感もまだまだあるし、婚外子に対する税制上の不備や社会保障の問題もある。フランスでは、結婚制度と出産・育児を切り離して考えることができるから日本とは単純に比較できないけれど。 じゃあ、結婚
ある大手ポルノサイトのトラフィックはクリスマスの日には基本的に減るが、ある国からのアクセスは増えるのだという。それは── クリスマスの日、世界各国からの無料ポルノサイトへのアクセスは減るが、ある国からは増えている──英国のタブロイド紙Daily Mirrorがこう報じている。「無料ポルノは日本ではポピュラーなクリスマスプレゼントだ」 同紙によると、Pornhub.comという大手サイトが公開したトラフィックデータからは、ホリデーシーズンにはアクセスが通常時から減ることが分かった。特に元日は英国からのアクセスはほぼ半減するという。 クリスマスの日も米国からは27%減、カナダは30%減、ドイツは10%減と軒並み控えめになるが──日本は唯一、8%増えていたという。同紙は「日本のユーザーは休まない」と報じている。
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