エジプト首都カイロ(Cairo)で起きたモハメド・イブラヒム(Mohammed Ibrahim)内相の車列を狙ったとみられる爆弾攻撃の現場(2013年9月5日撮影)。(c)AFP/GIANLUIGI GUERCIA 【2月11日 AFP】ムハンマド・モルシ(Mohamed Morsi)前大統領解任が引き金となった政治的混乱に揺れるエジプトで、激しい攻撃を繰り返す新たなイスラム武装組織が国の安定を脅かしている。 首都カイロ(Cairo)の警察本部前での自動車爆弾攻撃や白昼の警察幹部暗殺、さらに軍用ヘリの撃墜など、ここ2週間で目を引いている複数の攻撃について、イスラム過激派組織「エルサレムの支援者(アンサル・ベイト・アルマクディス、Ansar Beit al-Maqdis)」が犯行声明を発表している。 モルシ前大統領を追放した軍の最高評議会議長と国防相を兼任し、4月に予定される次期大統領選に出