アイガモロボット 水田で除草 6月19日 19時15分 アイガモのロボットが岐阜県羽島市の水田に登場し、本物のヒナと一緒に走り回って、雑草を取り除くのに一役買いました。 このロボットは、岐阜県の情報技術研究所などが3年前から開発を進めてきたもので、19日は羽島市の水田で走行実験が行われました。研究所では、ロボットが本物のアイガモと同じように動き回ることで、雑草が抜けたり育ちにくくなったりする効果を目指しています。水田には本物のヒナも一緒に放され、ロボットはその脇を一直線に走って、端までたどり着くと、今度は隣の稲の列を自動的に探し出して再び走り始めていました。アイガモは農薬を減らしたコメ作りに利用されていますが、カモの飼育に手間がかかるのが課題となっています。研究所の光井輝彰専門研究員は「農薬を使わないコメ作りは大変です。このロボットが役に立てば」と話していました。岐阜県などでは再来年の実用