民主党の海江田万里代表は2日夜、現職2人の擁立を決めていた参院選東京選挙区(改選数5)の候補者を鈴木寛氏に一本化すると発表した。公認を取り消された大河原雅子氏は無所属で立候補する意向を表明。民主党の一部は大河原氏を支援する考えで、東京選挙区は事実上の分裂選挙となる。 参院選特集ページはこちら 海江田氏は2日夜、党本部で細野豪志幹事長、輿石東参院議員会長らと対応を協議した。都議選で共産党を下回る第4党に転落した結果を踏まえ、共倒れを避ける必要があると判断。先週末に党独自で実施した情勢調査で優位に立った鈴木氏を擁立し、大河原氏の公認取り消しを決めた。 その後、海江田氏は記者団に「苦渋の選択をした。大変厳しい選挙情勢なので、党のすべての組織を鈴木さんの必勝に向ける」と説明。細野氏が大河原氏に電話で「申し訳ないが、鈴木さんに一本化したい」と伝えたという。 大河原氏は2日夜、都内で記者会見し、「納得
2011年分政治資金収支報告書で、民主党の金満ぶりが明らかになった。12年への繰越金は前年から96億5000万円増の183億9000万円で、現行の公表制度が始まった1976年以来、政党本部としての最高額となった。衆院選に備えたとみられ、自民党も前年の3倍以上となる23億7000万円を繰り越した。また、民主党は収入の83・2%、自民党も72・5%を政党交付金が占め、依存体質が定着している。 「岡田克也前幹事長から輿石東幹事長に続く『倹約路線』が功を奏したようだ。衆院選の情勢は厳しいが、軍資金をうまく使えれば衆院選の獲得議席の上積みが期待できる」(民主党関係者) 民主党本部の収入総額は202億3000万円。10年から2・2%減だが、2年連続で自民党を上回った。企業・団体献金は受け入れ自粛の影響で連合からの100万円だけで、党本部とは別に献金の受け皿となる政治資金団体「国民改革協議会」からも
彼は高校の先輩にあたるが、面識はない。ただ、駅頭によく立っていたことは覚えている。 一度落選したことがあるせいか、ある程度、知名度をあげてからも駅頭挨拶をかれはよくしていた。2005年の総選挙では首都圏の民主党は壊滅的な打撃を受けたが、南関東で小選挙区の議席を守ったのは武蔵野市の菅直人と船橋市の野田佳彦だけだった。結局、選挙に弱い政治家には指導者としての説得力が欠ける。彼が急速に民主党内で頭角を現したのはあの小泉郵政選挙を経て生き残ったからだろう。 私が普段利用している駅は船橋市と習志野市の境にあり、政治家はよく駅頭に立っているが、国会議員で野田ほど、頻繁に見かける人は他にいない。習志野市は例の堀江メール問題で自殺することになる故・永田寿康の選挙区だったが、彼なんかはまったく見かけることはなかった。 船橋市にあっては野田は県船の卒業生で、一見、学縁があるように見えるけれども、もともと船橋の
都議会自民党の樺山卓司議員(63)=葛飾区選出=が1日朝、死亡した。これに伴い、都議会の与野党の勢力が逆転。同日午後、本会議が開かれたが、当初、自民や公明など与党の反対で否決されるとみられていた条例案などが一転可決され、大荒れの展開となった。 この日午前「樺山議員が自殺か」の一報が都議会に伝わると、自民党の控室は重苦しい雰囲気に包まれた。ある議員は「議員から『近くモンゴルに視察に行くので参加しないか』と誘われたばかりだった。5期務めたベテランで、党を支えてきた議員の一人。ぼうぜん自失の状態だ」と落胆した。一方、民主党の大沢昇幹事長は「明るく行動的な人だったので大変驚いている」とコメントした。樺山議員の死去で、都議会(定数127)の会派構成は、民主51▽自民38▽公明23▽共産8▽生活者ネット3▽無所属2▽欠員2--となった。これまでは民主から選出されている議長を除くと、自民、公明など知事与
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く