世界中が通貨安戦争に動く中、対抗利下げ等もせずに影響を1人で受け止める日本。さすが現政権は懐が広い。
富士通総研 エグゼクティブ・フェロー 早川 英男 黒田総裁の下で日銀が進めてきた大胆な金融緩和の終わり、いわゆる「出口」への関心が高まってきました。市場関係者には、以前から「出口」における市場の混乱への懸念がありましたが、最近は先月19日に自民党の行政改革推進本部が菅官房長官に意見書を提出したほか、国会の場でも何度も議論が交わされるなど、関心の輪が拡がってきました。さらに今月10日には、従来「出口の議論は時期尚早」と繰り返してきた黒田総裁が「今後、検討して行きたい」と答えるなど、日銀の姿勢にも変化の兆しが見えます。 そこで今日は、金融緩和の「出口」でどういう問題が心配されているのかをご説明したうえで日銀、さらには政府にどんな対応が求められるかについて、私の考えをお話したいと思います。 問題はむしろ、日銀が物価目標達成に失敗しながら、ずるずると巨額の国債買入れを続けていることにあります。この
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