インド・ムンバイ(Mumbai)の空港に駐機したエア・インディア(Air India)機の尾翼部分とそのそばを歩く技術者(2007年5月24日撮影)。(c)AFP/Sajjad HUSSAIN 【6月26日 AFP】インド国営航空エア・インディア(Air India)の旅客機が、機長と副操縦士の2人のパイロットが居眠りをしていたために到着予定地のムンバイ(Mumbai)を「通過」するという事態が発生していた。パイロットが管制塔に起こされたときには、同機はすでにさらに南部のゴア(Goa)までの航路の半分を進んでいた。 26日のタイムズ・オブ・インディア(Times of India)紙によると、上空でのパイロット2人の居眠り事件が発生したのは約2週間前。問題の旅客機は約100人の乗客を乗せ、アラブ首長国連邦(UAE)のドバイ(Dubai)を離陸、インド西部ジャイプール(Jaipur)を経由し