「幼稚舎が変わったとよく言われます」という、慶應幼稚舎の元舎長で慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス大学院政策・メディア研究科委員長、教授の金子郁容さん。慶應幼稚舎での変革について、そして2008年の著書『日本で「一番いい」学校ー地域連携のイノベーション』に登場するコミュニティスクールについて聞きました。「一番いい」学校とは? 「お受験」の意義とは? 日本の教育の課題とは? 小学生・中学生の2人の子どもの母でもある佐々木かをりが聞きました。 金子郁容 (カネコイクヨウ) 慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科委員長、教授 1948年、東京生まれ。慶應義塾大学SFC(湘南藤沢キャンパス)大学院政策・メディア研究科委員長、教授。慶應義塾大学工学部卒業後渡米し、3年後にスタンフォード大学にてPh.D.(工学博士号)を取得。ウィスコンシン大学准教授を務めるなど、アメリカ、ヨーロッパで12年間過ごし帰国。