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高橋良輔に関するmorikawa830のブックマーク (4)

  • 「装甲騎兵ボトムズ(改訂版1)」(1983年) - 南極怪獣通信

    五武先生による、対ガンダム20年戦争における、刺客第一弾。とにかくボトムズが、リアルロボットアニメの頂点だということに異議を唱えるアニメファンは、ほとんどいないのではないだろうか。しかし「リアル」という言葉を一般的な意味で「リアリティがある」という言葉だと考えてしまうと大間違い。実はボトムズは、全くリアリティの無い話なのである。普通テクノロジー格差という言葉は、例えばコン・バトラーVを見て、「こんなロボット、現代の科学力で作れるわけねえだろ!」という使い方をする。こういったことがありすぎるから、スーパーロボットアニメはリアリティが無くて駄目なんだ、というわけである。しかしボトムズは逆の意味でリアリティが全く無い。恒星間飛行ができるほどの科学力を持った銀河帝国同士の星間戦争のお話のはずなのに、その最新兵器であるのATは、どう見てもベトナム戦争レベルの装備で戦争をやっているのだ。これだけのテク

    「装甲騎兵ボトムズ(改訂版1)」(1983年) - 南極怪獣通信
  • 対論!!富野由悠季VS高橋良輔(3/3) | ひびのたわごと

    前回の続き。これで最後になります。 いよいよ題とも言える部分に入ります。 ないのは"基軸"か"才能"か?今後の戦略は? 高橋 富野さんね、この辺で対談らしい話をしたいというか、ちょっときついことを聞きたいんだけど……。  僕は虫プロから出た絵描きにしろ、ライターにしろ、演出家にしろ、すべてをふくめた中で、最大の特質で欠陥じゃないかと思っていることは、実をいうとみんな職人になれていない。職人になれていないという欠陥を感じるんですよ。職業的なフォーマットができていないという気がするんですよ、僕は。  たとえば富野さんにしても、生活態度は非常に職業的な覚悟に満ちているとは感じているんですよ。だけど作品についていえば、スタンダードになっていないんですよ。スタンダードがないからそれを崩すということもできないわけ。  というのはね、前やったことが積み重ねになっていって、フォーマットがある時期にできて

  • 対論!!富野由悠季VS高橋良輔(2/3) | ひびのたわごと

    前回の続き。 良輔監督による富野人物評が展開します。 人間観察がほとんど趣味の高橋さん 高橋 人間というのは底の底まで見えないし、わからない部分があるんだけど、僕にとってだいたい二つのタイプに分けられるんです。まず、この人の心情はわからないけど、明日なにをするのかがわかるというタイプ。その人を毎日見ていると「あっ、今、川へ飛び込むな」なんていう突飛なことでもわかる。だけど、なんで飛び込むかという心情はわからない。もう一つのタイプは、わりと心情は見えるんだけれども、やることは逆に見えないという人。富野さんは僕にとって後者のタイプなんですよね。理解は出来ないわけじゃないんです。でも、行動になってあらわれたとき、予測をはずれるんですよ。富野さんの場合は「えっ!こんなことやったの?!ええっ!?」というのがあっても、聞いてみると理解できるんですね。もしくは、ある程度のその心情の想像はつくんですよ。

  • 対論!!富野由悠季VS高橋良輔(1/3) | ひびのたわごと

    以前に部分的に紹介した富野資料を満を持してご紹介。 OUT86年6月号の特集記事。 富野と良輔氏がいつもの和気藹々とはちょっとちがって、 音の丁々発止をしているのが特徴的。 対論!!富野由悠季VS高橋良輔 いま、日のロボット・アニメを支えているのは誰か?と問われたのならば、おそらく誰の口からも二人の監督の名前があがるだろう。そう、富野由悠季と高橋良輔。ところで、このお二人、アニメ制作の出発点である虫プロダクションの入社が同じ年なのである。以後、同志として、そしてよきライバルとしてアニメーションの道を歩んできた二人は、それぞれの紆余曲折ののち、やがて日サンライズのロボット・アニメの総監督として並び称される両雄となり現在に至っていることは皆さんも、よくご存じのことと思う。  そして、この両雄がいま、席を同じうしてそれぞれのアニメ作家としての姿勢を、アニメへの想いを語り合ったのである。TV

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