2012年にGoogleが発表した「Google Glass」からスマートグラスはどう進化したのか。CES 2019で最新ARグラスを取材した西田氏が今後の課題や可能性を探る。 1月8日から11日まで、米ラスベガスでは、テクノロジー関連イベント「CES 2019」が開催された。VR・AR関連の発表がかなり多かったのだが、特に筆者の印象に残ったのは、「ARグラス」「スマートグラス」に関する出展の多さである。今回は、こうした製品が特に法人市場にどう影響を与えるかを考えてみたい。 まるで「メガネ」 デバイスの進化でデザインが大きく変わる 2019年のCESでは「ARグラス」「スマートグラス」の出展が目立った。どんなものかは、現地で撮影してきた写真を見ていただいた方が話が早い。 以下の写真は、North開発したスマートグラス「Focals」だ。FocalsはiPhoneやAndroidとBluet
カナダの新興企業Northが、スマートグラス「Focals」を発表しました。普通のメガネっぽく見えて、装着するのに抵抗感が少なそうなところがポイントです。その仕組みとできることを紹介します。 10月に入り、スマートフォンが巨大化して持ちにくくなっている問題をカバーする“子機”が国内外で登場しました。懐かしのPDAブランドを冠した「Palm」(日本未発売)や、NTTドコモの「ワンナンバーフォン ON 01」といった小型端末です。また、スマホ巨大化の反動か、機能を削って薄型軽量にした「カードケータイ KY-01L」のような通話端末も出てきています。 また「Apple Watch」のようなスマートウォッチも、そうした「通知が来る度に、大きなスマホをいちいち取り出すのが面倒」といった問題に答える端末です。そのうちAR(拡張現実)対応のメガネがもっと進化して違和感なく装着できるようになり、安全性も確
Beautiful eyewear that gives you heads-up access to your digital life.Custom-made glasses with a display only you can see. Instant, yet discreet access to the information you need, when you need it. The world’s first pair of stylish prescription smart glasses. Focals 2.0 is shipping in 2020. Read more about the future of eyewear here. Discreet notifications, for your eyes only.With Focals, only yo
さながらメガネ型Magic Leap? わずか85gのARグラス「NrealLight」 中国Nreal Ltd.は、アメリカ・ラスベガスにて開催されているエレクトロニクス展示会「CES2019」にてメガネ型MRグラス「NrealLight」を発表しました。neralはAR/MRデバイス企業Magic Leap(マジックリープ)の元エンジニアらが共同設立した企業です。本デバイスは本体がおよそ85gというその軽量性、メガネ型のMRグラスとしては広めの視野角(52°)などから話題となっています。 NrealLightは、その名前が示すとおり「軽量」なMRグラスを目指して設計されています。本体に搭載された4基のカメラにより空間認識を行い、動き回っても空間に表示されたオブジェクトが固定されたように見える、6DoFのトラッキングが可能です。操作にはボタン型のシンプルなコントローラー(ジャイロセンサー
国産ARスマートグラス「AceReal One」を2月4日より受注開始、現場業務の改善を実現〜AR業務ソリューションで現場作業の働き方改革をサポート〜 サン電子株式会社(愛知県名古屋市 代表取締役社長:山口 正則 ジャスダック:6736 以下「サン電子」)は、2019年1月のウェアラブルEXPOより限定的に先行受注を開始していた自社開発したARスマートグラス「AceReal One」の一般受注を2019年2月4日より開始します。「AceReal One」は、産業用途、屋内外のフィールド作業で使用可能なMade in Japanのウェアラブルデバイスです。 近年、国内製造現場では、ニーズの多様化による「高効率な個別大量生産」、人口の減少や熟練作業者の定年による「製品品質の維持」「工場スタッフ育成」などの課題を解決する仕組みが求められています。こうした背景のもと、経験の浅い現場作業者の業務を効
NTTドコモは4月26日、MR(複合現実)プラットフォームを手掛ける米Magic Leapと資本業務提携を結んだと発表した。Magic Leapに対し、2.8億ドル(約310億円)を出資し、Magic LeapのMRデバイス販売権を取得。日本向けMRコンテンツの開発や、配信プラットフォームのローカライズも共同で行う。 今回の提携により、Magic Leapが提供するコンテンツ配信プラットフォームの日本向け対応(dアカウント連携)や、日本向けMRコンテンツの開発を共同で推進する。 さらにMagic Leapが日本向けに提供予定という「空間コンピューティングデバイス」の販売をドコモが行う。ただし、同日に行われた報道陣向け決算発表会で、ドコモの吉澤和弘社長は「Magic Leapのデバイスを国内で発売するとしても、現行の『Magic Leap One』ではなく、次のモデルから」と話した。 ドコモ
前編では「Magic Leap One」の全体的な評価や装着感などをお伝えした。この後編では、筆者が体験したさまざまなデモを紹介した上で、前編の内容も踏まえた総評をお伝えする。 「Dr. Grordbort's Invaders」 Magic Leapは数年前から、ニュージーランドのWeta Workshop(映画「ロード・オブ・ザ・リング」や「アバター」の制作で有名)と協力して「Dr. Grordbort's Invaders」を開発している。Greg Broadmore氏のコミックとデザインにインスパイアされた、スチームパンクの世界を舞台に光線銃を撃ちまくるゲームだ。その体験を予告する2015年の動画は、高い目標を掲げていたものの、筆者が体験したデモは、そこまで刺激的ではなかった(前編の冒頭で紹介したのが、このゲームだ)。 このゲームは、Magic Leap Oneと同時にはリリースさ
壁にある出入口が開いた。その向こうには、まばゆく輝く街が見える。ロボットが飛んできてミサイルを撃ってくる。手に握ったコントローラが、今はレーザー光線銃だ。コントローラのトリガーを引き、ロボットに向けてエネルギービームを放つと、ロボットはオットマンに崩れ落ちる。1発のミサイルが幻想的に光りながら、すれすれのところをかすめ、振り返ると向かい側の壁に向かって飛んでいくのが見える。そこには、米CNETの撮影班と、Magic Leap従業員の一団が立っていて、最高経営責任者(CEO)のRony Abovitz氏も、筆者が身をかがめながら移動するのを見ていた。ミサイルがその頭上を飛んでいったが、彼らは気づきもしない。ミサイルは、「Magic Leap One」を装着した筆者にしか見えていないからだ。 筆者は今、初めてMagic Leap Oneを試している。正式発売を数週間後に控え、フロリダ州プランテ
これはサンダンス映画祭でのことだ。筆者が子ども部屋でうっかり1匹のねずみを殺してしまうと、人気のYouTuberであるPoppyさんが姿を現し、残りのねずみたちに反乱を命じた。筆者は自分自身を犠牲にするか、壁の隠されたパネルの後ろにあるケージに囚われている男の子を殺すかという、究極の選択を迫られることになった。まるでその場に本物の子役がいて、ケージの中から筆者の目をのぞき込んで瞬きをしたかのようだった。 ここに登場したPoppyさん、男の子、そしてねずみたちは、拡張現実(AR)ヘッドセット「Magic Leap」がデジタルの魔法で筆者の目前に出現させたものだ。しかし、その状況が偽物に感じられたわけではない。頭ではこれは作り物だと理解していても、筆者の中の母性本能は、「ダメ!殺すならわたしを殺して!お願い!」と叫んでいた。 Magic Leapは、この種のものとしては世界でも最も潤沢に資金が
Improve the way work gets done in operating rooms and offices, on construction sites, and on factory floors. Optics Stay where the work isReal work happens in the real world. Magic Leap 2 keeps users connected to the physical world while they work, blending digital content into their physical environment through clear lenses. It delivers powerful AR apps without the obstruction, real world lag, or
NASA「HoloLensをつけてロケットを組み立てると効率いいよ」2018.10.22 22:0011,115 岡本玄介 1,500ページの説明書はもう不要です。 NASAが飛ばす宇宙船オリオンは、ロッキード・マーティン社が開発を行っています。そのエンジニアたちは、その組み立てに複合現実ゴーグル「HoloLens」を使用しているんですって。 MIT Technology Reviewによりますと、ロッキード・マーティン・スペース・システムズの生産操業部副社長、ブライアン・オコーネル氏は「大体いつも、我々は初めてのものを組み立てているんです」とコメントしています。たとえば工場で何千個も同じものを作っていたら、身体が作り方を覚えてしまうことでしょう。ですが1点モノの宇宙船はそうはいきませんし、しかも失敗が許されないのです。 伝統的には、1,000ページ以上の説明書を作業員たちと読むのですが…
Microsoftの「HoloLens 2」でコンピュータの未来はどうなる?:鈴木淳也の「Windowsフロントライン」(1/4 ページ) 2月24日(現地時間)、Microsoftはスペイン・バルセロナで開催されるMWC19 Barcelonaに先がけてプレスイベントを開催、第2世代のMRヘッドセット「HoloLens 2」を発表した。 Windows 10 Mobileという足がかりを失ってモバイル市場からフェードアウトしたかに見えたMicrosoftだったが、同社はより強力な“兵器”を引き下げ、「モバイル」という枠を飛び越えてMWCへと戻ってきた。 Microsoftは2月24日(欧州時間)、スペインのバルセロナで開催されているMWCに先立つ形でプレスカンファレンスを開催、長らく噂されていた「HoloLens 2」をついに発表した Intelligent Edgeでモバイルの世界を浸
Microsoftの「HoloLens 2」をいち早く体験、かぶった瞬間に分かる驚き:鈴木淳也の「Windowsフロントライン」(1/2 ページ) Microsoftが、スペイン・バルセロナで開催中の「MWC19 Barcelona」で新型MRヘッドセット「HoloLens 2」を大量に展示した。早速使ってみたが、なかなか刺激的な体験だったのでその模様をお届けしたい。 Microsoftは2月24日(欧州時間)、スペインのバルセロナで開催中の「MWC19 Barcelona」において「HoloLens 2」ならびに関連ソリューションを発表した。ここでは、現地会場で実際にHoloLens 2を体験することができたのでレポートしよう。 ただHoloLens 2はその性質上、実際の操作画面を写真で残すことはできない。事前にセッティングした手持ちの環境であれば、キャプチャツールを使って動画含めてデ
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