<ほぼ全寮制の中国では、コロナで学生たちが大学に閉じ込められている。ペットでも飼えばストレス発散になるが、飼えないなら自分たちがペットになってしまえ!......奇妙な行動の流行> 「発瘋(ファーフォン)」は中国語で発狂すること。 新型コロナの流行が始まってもうすぐ3年になる今、中国の大学生らの間ではやっているのが「発瘋(発狂)文学」と「発瘋(発狂)行為」。支離滅裂な言葉で相手を混乱させつつ自分の不満を伝える「発狂文学」、そこから派生したのが「発狂行為」だ。 中国の大学はほぼ全寮制で、学生は基本学内に住む。彼らはゼロコロナ政策のおかげで外出できず、学内に強制的に閉じ込められる。1日24時間のうちネット授業の時間を含む23時間を学生寮で過ごす。そのストレスは大変なものだ。 「発狂文学」や「発狂行動」はそのストレスを発散する手段である。陝西省西安のある大学では、「段ボール犬」の飼育が流行してい