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韓国のサムスン電子は2011年6月20日、KDDIに高速無線通信技術「LTE(Long Term Evolution)」の通信設備を供給すると発表した。 サムスン電子は、KDDIが2012年から開始するLTE方式のデータ通信サービスに向け小型基地局を提供する。これによりKDDIは、ビル構内など「ピコセル」と呼ばれるエリアをカバーしていく。なおKDDIは、広いエリアをカバーするマクロセル基地局のベンダーとしてNECと米モトローラを、コアネットワークのベンダーとして日立製作所を既に選定済みである。 サムスン電子は今回のKDDIに先駆けて、米国や中東地域でLTE製品を供給している。日本では2002年から、KDDIの東日本エリアでCDMA方式携帯電話の設備を提供してきた。また2008年からはKDDI傘下のUQコミュニケーションズにも「WiMAX」の基地局を供給中である。
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